更新日:2024年12月27日 15:42
エンタメ

AKB48・水島美結と秋山由奈が成長の一年を振り返る

AKB48今年12月8日から結成20周年イヤーを迎えたAKB48。19年ぶりに全面リニューアルした新AKB48新劇場や新公演がスタートするなど、新時代が華々しく幕を開けた。そんなAKB48が、12月25日に10thアルバム「なんてったってAKB48」をリリースした。今作はアイドルタイムマシンをコンセプトに、昭和・平成・令和のアイドルソングをAKB48が歌う初のカバーアルバム。今回は17期生の水島美結(20歳)と18期研究生の秋山由奈(19歳)に、今作への思いや昭和と令和のアイドルの違いなどを語ってもらった。 ――まもなく今年も終わるということで、どんな1年でしたか? 水島美結(以下、水島):表題曲の選抜に選んでいただけるようになったり、正規メンバーへの昇格という大きな一歩を踏み出させたり、やっとアイドルとして成長できた年だったなと思います。 秋山由奈(以下、秋山):私も今年、選抜入りさせていただいて、17期生さんの昇格記念ライブツアーに18期研究生や19期研究生も出演させていだきました。目標も達成できたし、いろいろな活動を通して普段出会えない方ともたくさん出会うきっかけがもらえた1年でした。 ――水島さんからすると秋山さんは1期後輩ですが、どんな部分が成長していますか。 水島:ん~、入ってきたときから私よりも何でもできちゃうんですよ。いつもダンスを教えてもらったり、メイクを教えてもらったりしてるので感謝しかない(笑)。今年3月に19期研究生が入ってきて、先輩としても教えている姿を見て、「さらに大きくなったなぁ」ってしみじみと。 秋山:お母さんみたい(笑)
水島美結

水島美結

――水島さんはもともと泣き虫だったそうですが、そのあたりは克服できました? 水島:舞台上で泣くことが少なくなりました。ツアーの千秋楽も泣くかなって思ったんですけど、笑顔で終わりたかったのでグッと堪えることができました。でも、レッスンは泣いちゃう場面が多いので、克服できたかって聞かれると、まだ泣き虫かもしれません。 ――それは「できない!」って泣いちゃう? 水島:そうですね。自分が許せなくて泣いちゃうことが多いです。 ――あと虫嫌いは相変わらず? 北海道出身だから上京するまでゴキブリに遭遇したことがないって言ってましたよね。 水島:そうなんですよ! 初めのゴキブリにも夏の秋葉原で遭遇しまして、最初は「わあ! ゴキブリだ!」っていう気持ちだったんですけど、何回も見るうちに「もう、やめてー!」ってなってます。相変わらず虫は嫌いです! ――そして、AKB48にとって初のカバーアルバムが12月25日にリリースしました。自身が担当した楽曲で印象に残ったものは? 水島:私はピンクレディーさんの『UFO』を同期の平田侑希ちゃんと一緒にやっていて。ピンクレディーさんって声が少し低くてセクシなー声質なんですけど、それを表現するのが難しかったですね。そこがちゃんと届くのかが楽しみです。当時の映像やAKB48の先輩でもカバーしてる方がいたので、かなり研究しました。
秋山由奈

秋山由奈

――秋山さんは? 秋山:私はキャンディーズさんの『年下の男の子』なんですけど、このアルバムの1曲目で歌い出しも私なので、楽しみだけど緊張もしてますね。当時のキャンディーズさんの歌い方と、今の私たちの歌い方が違うので大変だった部分もありました。私たちは音程に合わせて滑らかに歌ったりするんですけど、オリジナルだと結構ピッチが上がったり下がったりすると感じていて。移動時間は常に研究していたので、レコーディングしたときに「ちゃんと聴き込んできたね」と言ってもらえたのが嬉しかったです。 ――令和と昭和のアイドルソングにもそういう違いがあるんですね。 水島:昭和のアイドルは芯の強さがあるというか。歌詞を読んでも自分を持っている女性の曲が多いなっていうイメージがあります。どうかな? 秋山:わかります。歌声がストレートというか、裏声よりも地声で力強く歌われている曲が多いなと思います。 ――令和のアイドルはどんな感じ。 秋山:声も可愛い系とか、ずっと裏声とか。特徴があるなって思います。 水島:今はTikTokのようなショート動画で曲が流行ると思うので、全体的に可愛い系の曲が多いですね。だから私たちが思う令和のアイドル像は、“可愛い”イメージが強いかも。 ――令和はキャラクターに近いような可愛さ。 水島:そうかもしれないですね。昭和のアイドルソングは、メッセージ性が強くて刺さる歌詞が多い気がする。 秋山:令和のバズる曲は振り付けも込みだったりするので、それも昭和とは違う部分だと思います。
次のページ
AKB48の若手がイメージする昭和
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ