更新日:2014年11月20日 17:05
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千葉、茨城、栃木人の青春の思い出飲料マックスコーヒー

幼い頃に親しんだお菓子が、よその土地では存在すら知られていないことに驚愕したことはないだろうか? 郷愁を誘う味があれば、味で呼び覚まされる記憶もある。あなたのローカルおやつは何ですか? 【関東】  ナショナルブランドが当然の如く幅を利かせる関東。千葉県出身の男性(37歳)は、「千葉にそんな郷愁を誘うような菓子はない!」と自嘲する。確かに、「ピーナッツ味噌を京都の人にお土産であげたら怪訝そうな顔をされた……」(43歳・女)ということもあるだろう。しかし、「近所の駄菓子屋やあちこちの店で売っていた『柏火山焼』(やまと米菓)というしょうゆせんべい。子供心に『千葉に火山はないのになあ』と思っていた」(44歳・男)という思い出も寄せられたし、そしてなにより、千葉には、『マックスコーヒー』があるではないか。
マックスコーヒー

マックスコーヒー

 ドラマ『木更津キャッツアイ』に登場して話題にもなった練乳入りのこの甘い缶コーヒー(というよりコーヒー飲料)は、2009年に全国販売になった。が、かつては千葉・茨城・栃木の限定販売。 「『マッカン』は嫌なことがあった日、塾の帰りによく飲んでいた」(29歳・女)、「大人ぶりたいときに飲んでたなあ」(39歳・男)と、味は甘くとも青春の苦い思い出とともに多くの人に記憶されている。  そして、U字工事のネタとしてすっかり有名になった『レモン牛乳』(正式名称・関東栃木レモン)。今ではレモン牛乳入りのキャラメルやらまんじゅうやら、クランチチョコやら、その派生おやつも続々と登場。「レモン果汁0%。子供が好きそうなレモン風味の甘さだが今飲むと微妙」(35歳・女)、「幼い頃に飲んでまずい~と思ってから飲んだ記憶がない(笑)」(29歳・男)なんて憎まれ口を叩けないほど大出世を果たしている。  そのほか、群馬っ子の定番といえば、「腹もちがよく、他の土地にはないのが不思議だった」(36歳・女)という『みそまんじゅう』。「テレビ埼玉で頻繁にCMが流れ、知らない県民はいない」(28歳・男)、埼玉県の『十万石まんじゅう』(十万石ふくさや)などなど。  大手メーカーのお菓子と並んでいるからこそ気づかない、ローカルお菓子はまだまだあるかも。 ●マックスコーヒー(コカ・コーライーストジャパンプロダクツ) 現在の正式名称は『ジョージア・マックスコーヒー』。「昔は缶に凸凹があったんですよ、知らないでしょ!」(43歳・男)と、全国区になるのはうれしくもあり寂しくもあるようで ― 全国[ローカルおやつ]自慢大会【3】 ―
関東・栃木レモン

栃木のB級グルメ

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