更新日:2015年08月28日 18:41
仕事

アラサーOLに聞いた「自分が残念だ」と思う瞬間

アラサーOL先日、週1ペースで通っている足ツボの最中に言われたひとことにいたくショックを受けた。 「お客サン、脳が悪いヨ。あと、お尻がむくんでますネ」 脳が悪い!? 尻がむくんでる!? そんな診断はいまだかつて聞いたことがないぞ。 いろいろと体に不具合が出ているとは思っていたが、想像の遥か斜め上をいく診断に、思わず「ああ、私、もう若くないんだな……」と嘆息した記者(29歳♀)であった。 ほかにも、アラサーともなると「もう若くないんだな……」と思う瞬間は少なくない。 そこでためしに、周囲のアラサーOLたちに、自らの加齢や、加齢による焦りを実感し、自分を残念だと思った瞬間を調査したところ、出るわ出るわ……。 曲がり角の女たちの残念な話など何の役にも立たないが、人の不幸は何とやら。 鼻で笑い飛ばしていただければ幸いである。  ●フェイスブックでは「既婚」かどうかを真っ先にチェック(29歳・通信) 目下流行中のフェイスブックだが、検索機能が発達しており、小中高の同級生とフェイスブック上で再会したという人も多いようだ。しかし、アラサー女には重要な「チェック項目」があるとか。 「同性の同級生を見つけたら、真っ先にチェックするのは既婚かどうか。自分が独身なのに、幸せな夫婦生活や、子供の成長記録が目に入ってきたらやりきれないから、既婚の同級生とは友達にならないようにしてます。で、独身の友達を見つけるとホッとしている自分に気付いたとき、私、残念だなあ……って」 結婚に敏感にならざるを得ない年齢とはいえ、若かりし日の同級生との再会も素直に喜べないとは……。  ●ほしのあきのデキ婚に本気で文句(30歳・マスコミ) 先日、騎手・三浦皇成との結婚を発表したほしのあき。芸能人の結婚には誰しもいろいろと茶々を入れたくなるものだが、あまりに本気だと周囲は引いてしまうようで……。 「結婚を発表した後に、妊娠してたことがわかったじゃないですか。友達と鍋パーティをしながらテレビを見ていたときにそのことを知って、『おいおい、話が違うやんけ!』と野太い声で叫んでしまって。周りの男友達が『お前、関係ないじゃん……』てドン引きしてました。若い男とうまくやりやがって、みたいな気持ちもどこかにあったのかな。芸能人の結婚に本気で声を荒げるのも、無意識のうちにテレビに向かって話しかけてるのも、昔思っていた“オバさん”のイメージそのままで、落ち込みました(笑) ●合コンでガチ酔い(31歳・アパレル) 恥じらいをなくした自分に気付くのも、「歳を取った」と実感する瞬間のひとつだ。 「昔は、合コンでは飲み過ぎないように気をつけて、サワーとか頼んでたんですけど、最近はもうどうでもよくなっちゃって。こないだ年下の広告代理店のコたちと合コンしたときなんて、ガチで酔っぱらって記憶が飛びましたからね(笑)。自分では何にも覚えてないんですけど、同席した友人によると、『お前ら、いいから私についてこい! 一緒に日本を建て直すぞ! おー!』って大声を張り上げてたらしいです……。おいおい、どこのオヤジだよ……ってさすがにげんなりしました」  ●「じゅんれんか」と言えば長渕剛だろうが! と後輩にマジギレ(32歳・メーカー) 年々増える後輩とのジェネレーションギャップに驚かされ、嘆息するアラサーもいる。 「同じ部署でカラオケに行ったときのこと。入社2年目の後輩が『じゅんれんか』を歌うっていうから、当然、長渕の『巡恋歌』だと思って聴いてたら、湘南乃風の『純恋歌』で。酒が入ってたこともあって、思わず『長渕以外は認めねえぞ! 歌い直せ!』とか『こんな、パチンコ屋の景品で仲直りするような貧乏くさい歌を歌うな!』とか説教してしまいました……。後輩もとんだとばっちりですよね(苦笑)」 最近の曲なんかもうクソみたいな曲ばかりさ……と嘆くのは、間違いなく歳を取った証拠。まずはおのれを嘆いたほうがよさそうだ。 ほかにも「つい最近やっていたと思っていたTVドラマが、5年前の作品だった」とか、「気が付いたらメイクが古びていた」など、苦笑してしまう回答が続々。自嘲気味に残念な話を告白する表情には哀愁すら漂う。そんな彼女たちに幸あらんことを……。  (取材・文/マッキーナ)
おすすめ記事
ハッシュタグ