みなさまこんにちは(*´з`)
“可能性の低い、ダメな方”をよく引く白河雪菜です。
人間には、持って生まれた運量というものがあるのだなあ……と日々実感しております。
今日は、級別審査についてお話をします。
ボートレーサーは、4つのランクに分けられています。
A1 定率20% 2連対率30%以上 3連対率40%以上 事故率0.70以下 出走回数90以上
A2 定率20% 2連対率30%以上 3連対率40%以上 事故率0.70以下 出走回数70以上
B1 定率50% 2連対率10%以上 3連対率20%以上 事故率0.70以下 出走回数70以上
B2 A1・A2・B1以外のレーサー
この基準をもとに
5月~10月の成績によって翌年の1月~6月
11月~4月の成績によってその年の7月~12月
のランクがそれぞれ決まります。
4月と10月がそれぞれ勝負駆けの時期ということになりますね。
つまり、今まさに勝負駆けをしている選手がたくさんいるのです。
審査基準について詳しくみていきましょう。
2連対率と3連対率、また出走回数については、文字通り。
事故率とは、事故点の合計を出走回数で割ったもの。
事故点は、
優勝戦でのフライング・出遅れ 30点
フライング・出遅れ 20点
選手責任での失格・欠場 10点
妨害失格 15点
不良航法・待機行動違反 2点
と決められています。
事故率が0.70を超えると、どれだけ勝っていてもB2級になってしまいます。
そして定率とは、全ボートレーサーに対する人数の割合のことです。
この割合をもとに、右4つの条件を満たす中で勝率が上位の選手からA1、A2、B1と振り分けられます。
勝率は、着順点の合計を出走回数で割ったもの。
基本的には
1着 10点
2着 8点
3着 6点
4着 4点
5着 2点
6着 1点
となっていて、優勝戦は点数が高くなります。
さらにSGやG1・G2もそれぞれ点増しがあります。
前回書いた予選得点ではドリーム戦や選抜戦での点増しがありましたが、それは勝率には適用されません。
そして大事なボーダーですが、A1でだいたい6.20前後、A2では5.30前後になることが多いです。
つまり期末の段階で勝率がその数字に近い選手たちは、毎レース勝負がけをしている状態といえます。
新聞や出走表に書いてある勝率は「適用勝率」(今であれば2015年5月~10月の勝率)のことが多いので少しややこしいのですが( ;∀;)
応援している選手の今期勝率を調べてみると、さらにわくわくドキドキしながら観戦できるかもしれません。
長くなってしまいましたが、なんとなく理解していただけたら嬉しいです♪
次回からは、各SGの出場資格についてお話していきたいと思っています。
それでは(∩´∀`)∩
写真は桐生G1ダイヤモンドカップに行った時のもの。
隣に写っているのは日本プロ麻雀連盟の清水香織プロ。
女性で唯一、麻雀のG1タイトルを獲ったことがあるすごい人です。
ちなみにこの日は最終日のはずでしたが、3レース以降中止順延となりました……。
SPA!ボートレース女子部員
- 白河雪菜 27歳、東京都出身。ボレ女の中心メンバーとして、各種メディアに精力的に出演。元プロ雀士として磨いた勝負勘を舟券テクニックに生かし、初心者の方でも高配当をゲットできるような、わかりやすい舟券テクニックを紹介
- 小林真希 21歳、大阪府出身。関西有名私大に在籍する秀才ボレ女。大学卒業後の夢はボートレーサー。舟券テクニックはまだまだ初心者でも、同世代の若手レーサーたちの魅力について熱く語っていく予定だ
- 篠原麻実 26歳、兵庫県出身。「尼崎と住之江を中心とした、地元密着な情報を女子目線で発信したい」という関西超LOVE!な地元愛に溢れたボレ女。キュートで落ち着いた雰囲気から“ボレ女の良心”とも言われる
- 柴田千恵子 21歳、和歌山県出身。艇界のエース、山崎智也選手を追いかけ続け、「今年は山崎さんの出るレースは全部1着で買い続けます!」と宣言。斜め上をいく発言と天然キャラで人気を集める、現役女子大生ボレ女
- 馬場絹依 40歳、新潟県出身。趣味のカートレースを通じてボートレーサーとも親交が深く、「勝ち負けを越えた感動がボートレースにはある!」が持論。また、POPライターとしても活躍中。メンバー唯一の人妻で日本酒をこよなく愛する
- 増田美由紀 26歳、神奈川県出身。ボートレース唐津でピットリポーターを務めた経歴を引っさげて堂々のメンバー入り。ナイターレースを中心とした“夜のボートレース”の魅力を伝えていきたいとう実力派ボレ女