更新日:2017年11月27日 21:11
カーライフ

マツダのライバルはラテン車!? プジョー渾身のディーゼルは最安が最高なり

 国内でも、クリーンディーゼル車の選択肢が増えてきた昨今。とはいえ手ごろな価格のディーゼル車となると、選択肢は限られておりました。そこに登場したのが、プジョーの小排気量ディーゼル車。快進撃中のマツダのディーゼル車はもちろん、プリウスとだってガチンコ対決できる逸材です。自動車趣味人はもちろん、普通の人にもオススメの1台であります。 MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

快進撃のマツダもうかうかできない。プジョーの最安ディーゼルは最高!

 我ら自動車趣味人(少数)の間に激震が走っている。  このたびプジョー・シトロエングループが、ラテン系ブランドとして初めて、クリーンディーゼル車を投入したのである!  これまでディーゼルと言えば、日本では国産のマツダと、ドイツ勢(BMWとメルセデス)およびイギリス勢(ジャガー)のみだった。あっ、あとイタリアのマセラティがあったな、忘れてた。けどあれは1000万円くらいする高級車。一般人が購入を考える300万円以下のディーゼル車をラインナップしているのは、マツダとBMWミニしかなかった。  が、この度、日本に導入されたプジョー308アリュール ブルーHDi(1.6ディーゼル)は299万円! 同じエンジンを積むシトロエンC4は279万円! このクラスのディーゼル車の燃料代はプリウスとほぼ同じにつき、車両価格が300万円を切れば、プリウスともガチの節約対決ができるのである! ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1199862

プジョー308 Allure BlueHDiは1.6リッターディーゼルターボで120馬力(299万円~)。上級グレードの308GT BlueHDiは2リッターディーゼルターボで180馬力(354万円~)。狙うなら断然1.6であります!

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ディーゼル車の主旨は「節約」、高すぎたら意味が無い
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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