UFO、宇宙人、龍…奇跡のリンゴ農家のもとに現れた不思議なものたち

 

木村秋則

宇宙人が現れたという場所にて

   感動的な半生が綴られたノンフィクション『奇跡のリンゴ』(幻冬舎刊、石川拓治著)がベストセラーとなり、TVドラマや舞台化(V6の長野博主演『りんご―木村秋則物語―』)するなど多くの人たちに感動をもたらしている“奇跡のリンゴ農家”こと木村秋則氏。世界で初めてリンゴの無肥料・無農薬栽培を成し遂げたことで知られている。
ムツゴロウさんに似た風貌、歯のない口元、明るく満面の笑顔、津軽弁まじりの言葉。2007年、NHK「プロフェッショナル」出演で一躍ブレイクし、今や国内外問わず農業指導や講演会にひっぱりだこだ。日本の農業の流れを塗り替えるような活躍をしている、まさに“農業界の大スター”だ。

 木村氏の自宅があるのは、桜の名所でも知られる青森県弘前市。木村氏のリンゴ畑からは地元の名山・岩木山がとても美しく見える。そんな岩木山は津軽一之宮である岩木山神社のご神体でもあり、古くから地元の人たちの心のよりどころとしても親しまれてきた。近頃は、某スピリチュアルカウンセラーも「青森県随一のパワースポット」としてメディアで紹介し、全国区に知られ始めている岩木山だが、愛好家の間では「UFOがたびたび目撃される場所」としても有名だ。

 そんなミステリアスな場所でもある岩木山にほど近い町で生まれ育った木村氏だが、高校生のころから「龍」や「宇宙人」、「UFO」はもとより「謎の大きな鳥」も最近目撃したというからただ事ではない。しかも「宇宙人に拉致された」こともあるというから、なおのこと聞き捨てならない。聞けば、臨死体験もしたことがあるという。日本にここまで不思議体験をしているリンゴ農家はほかにいるだろうか? 農家のなかでだって、木村氏ただひとりなのではないだろうか? 木村氏はこう語る。

「龍やUFOが存在するというのは、常識では考えられないことです。それを知っていて私は『あの世へ行った』『宇宙人に拉致された』といっているわけですから、常識を疑われても仕方ないですよね。でも、私はそんな体験があったからこそ、無肥料・無農薬でリンゴを実らせることができたのかもしれないとも思います。取り組み始めてから、成功させるまで10年くらいかかりました。達成までの過程では、食事さえままならない極貧生活で、消費者金融何十社に借金をしていた時期もありました」
 
 木村氏が借金をしていた時代はバブル真っただ中。リンゴは「金のなる木」としてリンゴ農家がもうかっていた時代だ。そんな時代に逆行するように木村氏は極貧生活をし、無農薬・無肥料のリンゴを実らせるため四苦八苦していたのである。

「数えきれない失敗を繰り返してきましたし、思いとは裏腹にどん底生活でした。家族に苦労ばかりさせていましたが、家族全員が心をひとつにしてあきらめないで取り組みました。だからこそ、リンゴの木が実らせてくれたのだと思っています」

 自殺まで考えていた木村氏は、思いつめて入った山のなかで成功へのヒントをつかんだ。
 そんな木村氏の成功を後押ししてくれたものが、先に述べた龍や宇宙人など不思議な存在たちなのかもしれない。歌舞伎役者・市川海老蔵氏の結婚披露宴で木村氏のリンゴを使った冷製スープが供されたことでも話題になったが、海老蔵氏との親交のきっかけは「龍を見たという共通体験」だったという。

 不思議な存在たちについてはもちろん、3月11日の大震災の前に空に現れたもの、岐阜の霊能者が教えてくれた前世や守護霊の話など、初めて語る不思議話が満載の新刊奇跡を起こす 見えないものを見る力(扶桑社刊)が9月23日に発売される。感動的な奇跡の裏側に、ここまでディープで不思議なエピソードがあったとは、初めて知る人も多いのではないだろうか。

撮影/尾山祥子 取材・文/ならこ

『奇跡を起こす 見えないものを見る力』

「龍族と曼荼羅に好かれる人。僕はただただ木村秋則さんが好き」
市川海老蔵(歌舞伎役者)

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