独自の世界観で活路を開く!“オンリーワン”な店を満喫する夜

 毎月、新店が次々にオープンしているガールズバー。今では都内の繁華街には必ずといっていいほどガールズバーが居を構えているが、競争が激化するなかで、一風変わったコンセプトを打ち出して他店との差別化を図る店もある。今回はそういった「独自な世界観」を売りにするお店を巡ってみた!

美脚が眩しい!秘書がお出迎え

8style
 まず訪れたのは、秋葉原のOL系カフェ&バー「エイトスタイル」だ。秋葉原といえば“萌え”を前面に押し出す店が多いなか、同店では「メイド喫茶などと差をつけるために思いきって萌えを完全排除し、スーツ姿のコが接客するスタイルにした」(店長)という。

 コンセプトはずばり、社長室。女性キャストは社長(=客)の秘書という設定だ。入店すると、「お疲れさまです、スパム社長」と“秘書たち”が出迎えてくれた。

「ウチではお薦めの『OLドリンク』を頼まれると、1杯につき15分、秘書たちが正面に座っての会話を楽しめます」(同)

 実際に注文すると、数人の秘書たちに囲まれてなんとも優雅な気分。ミニスカートからのぞく美脚を間近で見られるのも社長の特権だ。聞けば、同店には現役タレントも多く在籍しているのだとか。

「あとはメイド喫茶で働いていたコとか、いろんなキャストがいますね。お客さんにはよく、『ウチの会社にはこんなちゃんとした格好してるOLはいないから、新鮮だ』って言われます(笑)」(現役タレントのキャスト・大崎由希ちゃん)

女の花園“女子寮”でパジャマパーティ

神田女子寮物語
 続いて向かったのは、お隣JR神田駅の間近にある「神田女子寮物語」だ。「普通の飲み屋ではつまらないから、男にとっての『秘密の花園とは何か?』と考えたときに思いついたのが女子寮だった」(店長)という同店。店内には可愛らしいインテリアが置かれ、なんともファンシーな雰囲気だ。キャストたちもパジャマ姿の“寮生”として接客するので、まさに女子の部屋に招かれた気分が楽しめる。

「お互いに直に座って喋るから、距離感が近いし、すぐに仲良くなれますね。会社帰りに来てくれる方も多いです」(みさとちゃん)

 冬にはコタツまで登場するとか。

「気持ち良すぎて、寝ちゃうお客さんもいますね(笑)。ただ、コタツの中で女のコにセクハラするのは絶対に禁止ですよ!」(同)

【後編】に続く⇒

【8style】
東京都千代田区外神田3-6-17 フェニックスビル1F
電:03-3255-5007
営:15:00~23:00(平日)、13:00~23:00(土曜)、13:00~21:00(日・祝)
休:火曜
料:チャージ:600円/30分 延長:600円/30分 税サ:10%

8style

写真左から、萌々咲りあさん、大崎由希さん、柏木ねねさん。在籍秘書たちの個人ブログやツイッター情報などはHP(http://olcafe8style.com)で

【神田女子寮物語】
東京都千代田区内神田3-19-7 会社実務センタービル3F
電:03-6206-9615
営:15:00~ラスト
休:日・祝
料:1400円(カフェ・40分)、1800円(バー・40分)税サ:20%
ガオガオパニックやWiiなど、ゲーム多数

神田女子寮物語

ガールズリクエスト(2000円)で寮生たちと座って喋ることが可能だ。店内に設置しているカラオケ、ゲームなどは無料で楽しめるので、盛り上がるきっかけにぜひ活用すべし!

スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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