4月に配属された新人から「無愛想ですよね」とディスられたブルボンです。
当連載でも取材という名の飲み歩きを楽しんでいるのに、写真を見たデスクから「暗い。もっと表情のバリエーションないの?」と言われてしまう始末で……。そんな折、最先端の“可愛い”を表現する正統派コンセプトカフェがオープンしたとの情報を入手。最後の担当回は可愛げのある男になるためのヒントを探しにいった!
可愛いのプロたちに身を委ねて堪能せよ
JR秋葉原駅から徒歩5分にあるコンセプトカフェ「IDOLY(アイドリー)」。こちらはイラストレーターの岸田メル氏とタレントの古関れん氏が共同プロデュースしたお店として話題だ。
古関「今のコンカフェ業界は過剰にお酒を勧めるお店も多くて、一昔前のメイド喫茶に原点回帰したようなお店がつくりたかったんです」
岸田「変に構えずに、可愛い制服を着た女のコたちに身を委ねてもらえれば楽しめます」
キャストは応募総数700人から選ばれた、“可愛いを体現する”プロフェッショナルたち。最初にお給仕してくれたのは、のんちゃん。目の前で豆から挽いて淹れてくれるコーヒーを注文。蒸らしている間も目を見てくれて、笑顔を絶やさない。最後に「ハッピー、スマイル ラブリーキュート。アイアイ アイラブ、IDOLY~!」。
このおまじないで、よりおいしくなるのは神様のいたずらだね。
また、お酒好きの岸田氏が厳選した映えるメニューもあり、仕事帰りにキャストが注いでくれる一杯を楽しみに訪れるサラリーマンも多いそう。
いぬはみ「フラミンゴオレンジは芋焼酎なのに、柑橘系の香りで飲みやすい1杯です」
同店にはキャストドリンクがないので、良心的に楽しめるのも嬉しい。その代わりにチェキやTikTok撮影など、キャストと一緒に楽しめるアミューズメントが豊富だ。
古関「キャストに言ってほしい内容をお客さんが手紙に書くと、目の前で音読してくれるサービスが人気です」
確かに「今日は仕事を頑張ったあとに私に会いに来てくれてありがとうね」と言われるとテンションは上がる。後輩を褒めるときもストレートに気持ちを伝えたいところだ。
最後には“誰でも可愛くなれる”というスポットで推しとのチェキも撮影した。可愛いをさまざまな角度から体験できるコンカフェこそ、萌えカルチャーの原点かもしれない。
岸田「今までコンカフェに触れてこなかったような方にも入りやすいお店にしたい。どんなに可愛げのない中年男性も、最後はみんな笑顔になって帰ります!」可愛さのプロたちから愛される秘訣を教わった夜でした。
「IDOLY」
住:東京都千代田区外神田1-6-7 秋葉原センタービル2F
営:17~23時(土日祝 12~23時)
休:不定休
料:チャージ800円/60分(1ドリンク+1アミューズメントオーダー制)
お店のツイッター:ttps://twitter.com/IDOLY_cafe
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ブルボン ブルボンと赤城乳業に絶対的信頼を置く甘党。理想のタイプは「小梅ちゃん」
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