外国人観光客が不快に感じる、日本の“おもてなし”行動
昨年の訪日外国人数は1973万人に達したという観光大国の日本。“爆買い”を取り込みたい!と我流で外国語の案内を増やし、今や誤表記が溢れている。さぞお困りか、街中の中華圏の観光客に聞くと、「誤訳は漢字から内容の察しがつくからさほど問題ない」(女・23歳)との声も多く、むしろ“日本的気配り”のほうがよほど気にかかるようだ。例えば、我々にとっては、なにげない行動が“日本は封建社会”とイメージさせてしまうことも。
「旅館でおひつが出てくると当然のように女性のそばに置かれるのがムカつく。テーブルの真ん中に置いて自分でよそえばいいのに」(台湾・女・28歳)
「居酒屋で注文を取る従業員がひざまずくのにはどん引き。奴隷制の国かと思った」(台湾・女・30歳)
など、“たおやか”な気づかいが逆効果に。
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