更新日:2022年07月08日 15:32
スポーツ

“レッスルマニア6”は全14試合の超大作――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第98回

 第8試合のダスティ・ローデス&サファイア対ランディ・サベージ&センセーショナル・シェリーのミックスド・タッグマッチは、サファイアがシェリーをフォール。  ローデス&サファイアのコンビには、サプライズ・ゲストとしてミス・エリザベスがセコンドについた。サベージとエリザベスの涙の再会が実現するのは翌年の“レッスルマニア7”のリングということになる。  第9試合のオリエント・エキスプレス(佐藤昭夫&パット・タナカ)対ザ・ロッカーズ(ショーン・マイケルズ&マーティー・ジャネッティ)のタッグマッチは、マネジャーのミスター・フジの“塩攻撃”でO・エキスプレスがカウントアウト勝ち。  終盤戦にラインナップされたハクソー・ジム・ドゥガン対ディノ・ブラボー、テッド・デビアス対ジェーク“ザ・スネーク”ロバーツ、ビッグ・ボスマン対アキーム、リック・ルード対ジミー・スヌーカのシングルマッチ4試合は、ドゥガン、デビアス、ボスマン、ルードがそれぞれフォール勝ちを収めた。メインイベントにたどり着くまでのシングルマッチ9試合とタッグマッチ4試合は、観客にとっても“耐久戦”だった。  ホーガン対ウォリアー“世紀の一戦”は、WWE世界王座とインターコンチネンタル王座のダブル・タイトルマッチ。ホーガンの“長い一日”がはじまろうとしていた。(つづく)
斎藤文彦

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