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アンダーテイカーが“衝撃のデビュー”――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第104回

WWE「スポッ トライト」

怪奇派スーパースターの最高傑作、ジ・アンダーテイカーが「サバイバー・シリーズ 90」で衝撃のデビューを果たした。(写真は会場売り用プログラム、WWE「スポッ トライト」表紙より)

 ジ・アンダーテイカーが衝撃のデビューを果たしたのは“サバイバー・シリーズ90”(1990年11月22日=コネティカット州ハートフォード、ハートフォード・シビックセンター)の大舞台だった。  アンダーテイカー(本名マーク・キャラウェイ)は1965年、テキサス州ヒューストン出身。テキサス工科大を卒業後、ドン・ジャーディーンのコーチを受け、1987年にダラスでデビューした。  ジャーディーンは現役時代、ザ・スポイラー、スーパー・デストロイヤーといったリングネームで長身のマスクマンとして活躍した人物で、体格的にひじょうによく似たアンダーテイカーに“ロープ歩きの術”を伝授した。このオリジナル技は“オールドスクール”と命名され、現在でもアンダーテイカーのトレードマーク技のひとつとして広く認知されている。  アンダーテイカーも師匠ジャーディーンと同様、デビュー当時はテキサス・レッド、ザ・パニッシャー、マスター・オブ・ペインといったリングネームでマスクマンとして活動。ダラスWCCW、テネシーUSWAをサーキット後、WCWと契約した。マスクマンに変身した理由は、アンダーテイカーの髪の色が“赤毛”だったことと深く関係している。
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