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“ヌルヌル男”リック・ルードの性――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第101回

リック・ルード

“ラビッシング”リック・ルードは、オリジナルのキャッチフレーズの数かずを観客におぼえさせた最初のWWEスーパースターだった。(写真は、WWEオフィシャルのリック・ルードのパブリシティー宣材ポートレートより)

 “ラビッシング”リック・ルードは、オリジナルのキャッチフレーズの数かずを観客に“暗記”させた最初のスーパースターだった。  初めのセリフは“カッタ・ミュージックCut the music(音楽を止めな)”。ここで音楽が止まる。 「いまから○○の、ぶくぶく太って、運動不足で、汗っかきのブタ野郎どもにホンモノの男のボディーをみせちゃうぜ。オレがローブを脱ぐあいだ、静かにしてろ」  ○○のところには、その日ごとに試合会場の街の名前が代入される。○○以外はすべて同じセリフだから、どこへ行っても使えるひじょうに便利で効果的な前口上だった。  最後のセリフは“ヒッタ・ミュージックHit the music(音楽をかけな)”。再び音楽が鳴りはじめ、ルードが大ブーイングのなかで腰をくねくね動かしながらローブを脱いでいくというのが定番シーンになっていた。
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