“サバイバー”に隠されたビンスのある実験――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第117回
リング上のドラマでは“テューズデー・イン・テキサス”の翌週、ジャック・タニーWWE会長が「ホーガンが凶器を使ったこと」を理由にベルトの移動が無効であることをアナウンス。ホーガンの王座をハク奪し、翌1992年1月19日に開催されるPPV“ロイヤルランブル”で空位となった同王座の新チャンピオン決定戦をおこなうことを発表した。
ジョージ・ザホリアン医師の有罪判決(1991年6月27日=ペンシルベニア州ハリスバーグ)で一件落着したかにみえた“ステロイド疑惑”は、じつはそれから半年後にWWEを覆いつくすスキャンダルの渦のほんのプロローグでしかなかった。
ビンスとホーガンの“二人三脚システム”に大きなひび割れが生じはじめたのもこのころだった。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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