スポーツ

“人気爆発”男子バレーの五輪切符は石川祐希、柳田将洋の活躍が運命を握る

柳田将洋のジャンプサーブは世界を圧倒できるか

⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1123453
柳田将洋

石川祐希と人気を二分する、柳田将洋の「ジャンプサーブ」に注目が集まる

 もちろん、男子バレーの“人気爆発”を支えるのは石川祐希だけではない。昨春、「次世代の全日本のリーダーになってほしい」との思いから、「NEXT4」として南部正司監督に異例の指名を受けた若手スパイカー・柳田将洋もそのひとり。  初戦のベネズエラ戦では石川が相手ブロックに阻まれるなか、柳田は61.9%という高い決定率を残し、勝利の立役者に。昨年のワールドカップでレギュラーの座を掴み、一番の武器である強力なジャンプサーブでサーバーランキング全体の5位になるなど存在感を発揮。石川とともに人気が爆発し、柳田のツイッターのフォロワー数は昨年9月の5,000程度から今では11万5,000に激増した。  決定率55.82%でW杯4位の最高到達点348センチから放つ石川の強烈なスパイク、そして時速110キロの弾丸サーブで相手チームを圧倒する柳田らが躍動すれば、まだまだリオ五輪の切符を掴む可能性は残されているだろう。

2大会ぶりの五輪切符で男子バレー“復活”なるか

 かつて「東洋の魔女」と称された女子が5大会連続(80年のモスクワを除く)でメダルを獲得し、ロンドン五輪でも銅に輝く一方、男子は72年のミュンヘンで金を獲得して以降、メダルはなし。過去5大会の出場は2008年の北京のみで、長く女子の脚光の陰に隠れてきた。今こそ低迷打破へと全日本男子への期待は高い。  31日からは世界ランキング2位の強豪ポーランド、8位のイラン、13位のオーストラリアと厳しい3連戦が控えている。チームNo.1の得点力が期待されるオポジットも、2014年12月に歌手の中島美嘉と結婚し注目を集める清水邦広。一過性のブームとして終わるのではなく、2大会ぶりの五輪切符を獲得して、男子バレーを名実ともに復活させてほしい。 <取材・文/北村篤裕>
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート
ハッシュタグ