更新日:2022年07月28日 17:43
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“鼻毛を抜く”のは危険!? 鼻毛が長くなる原因と正しい処理方法

鼻毛を「抜く」のは厳禁、炎症を起こす危険性も

 鼻毛が出ていたらその場でついつい抜いてしまう人がほとんどだろうが、鼻毛を抜くのは危険だと医師は警告する。それは、鼻毛を抜いたあとの毛穴に、雑菌やウイルスが侵入し炎症を起こす危険性があるからだ。 「鼻毛の処理法にはいくつかありますが、一番やってはいけないのは鼻毛を抜くことです。無理に毛穴の奥の皮膚から毛を引きちぎっていることになるので、強烈な痛みを伴います。問題なのは、毛が抜かれた毛穴は傷口と同じ状態となり、そこから雑菌が入る恐れがあるということ。鼻腔の粘膜は湿っていて温かいので、菌が繁殖しやすい環境です。菌が繁殖すると、化膿してニキビのように腫れあがる『毛嚢炎』になってしまうことも。通常は放っておいても自然に治りますが、重度の場合は赤く腫れ上がり鼻を触っただけでも痛むようになります。最悪の場合には、膿を出すために患部の切開が必要になるため油断はできません」  なるべく鼻毛は抜かずに切って処理すること。今では「鼻毛トリマー」などの専用の道具もあるため、それらを利用するのもいいだろう。気づかぬうちに評判を落とす“鼻毛のケア”にも注意が必要だ。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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