状況はこうだ。GACKT降臨！「ポーカーチャレンジ」　FRESH！by AbemaTVにて。4:08:00のころの実況＆解説。https://abemafresh.tv/ajpc/44469 　現在ポーカーといえば、世界中で流行っている「テキサス・ホールデム」という種目になる。ルールは、各自に手札2枚と、テーブル中央に共通カード5枚との計7枚から、5枚を選んでポーカーの役を作る。共通カード5枚のうち、たまたま4枚も同じマークが揃っていると、手札の1枚に同じマークがあれば、フラッシュという役が完成となる。つまり、誰がそのマークの強いランク（Aが最強で、K→Q→Jと続き、2が最低ランク）を持っているかという勝負になる。 　そこに、ポーカーのだいご味であるハッタリの駆け引きが加わる。実際は同じマークなど持っていないけど、「オレがいいランクを持っているぜ」と賭ければ、相手が悪いランクを持っていても、勝負を受けにくい。テーブル5枚中4枚が同じマークだと、みんながフラッシュという役を簡単に予測できる。このときに低いランク持ちやフラッシュを持っていなくて負けると、勝負にいるみんなからカモだと見られがちになる。 　実際のプレイに戻ると、テーブル中央に5枚のうち4枚のハートが揃っていた。1枚同じハートだけど、下から2番目なとても弱いランク「4」を持っているAさんと、ハッタリで落とそうとしているBさん。Bさんが小さな賭け金でハッタリをした。初心者用に解説している僕は、「ハッタリをするなら、相手からこちらは強いハンドを持っていると考えてもらうため、大きく賭けて落としにいくのがセオリー」みたいな解説をした。 　そしたら、なんと！GACKTさんが違う視点の「神な解説」をしてくださった。内容としては、「いや、これはわざと小さく賭けて、相手に引き出させようとしている風な賭け金で、Aさんを深読みさせ降ろしにいっている。」これは、もろにプロの視点だ。この場合でいえば、大きく賭けると相手からハッタリかと見られるかもしれない。けれど、小さく賭けると、相手からは「こちらの勝負を受けて」というメッセージに読み取れ、こちらはハイランク持ちだと確信させて降ろさせるという解説だった。ポーカーがうまくても、この視点まで読み切れるプレイヤーはごくわずかだ。 「プロは少なくともレベル3な相手から見た自分への視点を持っている」これはポーカーの格言だ。GACKTさんはさらにもうひとつ上のレベル4の視点で解説してきたのだ。AさんがBさんを深読みしてくることを読み抜き、セオリーの逆を突くことで、Aさんが確信をもってBさんを読み間違えるプレイ」といった内容の解説。隣りで解説しているプロの僕が、鳥肌もんの瞬間だった。 　GACKTさんは、ポーカーも超一流だった！ 　ぜひ一度、ポーカーしてみるのをお勧めしたい。検索してみると、けっこうポーカーできるお店があるはずだ。もちろんお金は賭けられないけど、ポーカーを感じてみたいなら十分だ。14年前に僕はプロを目指す宣言をしたけど、ルールの詳細すらよく知らなかった。ポーカーは「習うより慣れろ」なゲーム性だ。 　ポーカープロへは1％がなれると言われている。僕は楽だと感じている。100人のうち1位だと大変そうだけど、100万人のうち1万位なら、楽かと考えた。本気になれば、ポーカーは仕事にすらなる！　少なくとも、来年の全日本ポーカー選手権へ参加すれば、参加費無料で100万円のチャンスだ！ 　なにかひとつを極めたら、すべての道に通じる。僕は15年間ギャンブルと旅をし続けたら、人生観が見えてきた。GACKTさんは超一流へ極めたことで、他の道も超一流レベルの視点が見えているのだろう。 【ひとつ極めれば、すべてが見える】by 人生の賭け方 【プロギャンブラーのぶき】※facebookフォロワーさん大歓迎 1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』（総合法令出版）、『ギャンブルだけで世界6周』（幻冬舎） FACEBOOK https://www.facebook.com/nobuki.progambler オフィシャルブログ http://blogs.yahoo.co.jp/nobukiaa1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』（総合法令出版）、『ギャンブルだけで世界6周』（幻冬舎） FACEBOOKフォロワーさん大歓迎、オフィシャルブログも更新中