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サーファーの敵はサーファーじゃない? サーフィンにまつわる大いなる誤解

 で、このようなサーフィンですが、穴場感はどんなものかと言いますと、お察しの通り超穴場です。  この大会の観衆は100人もおらず、海岸にいる人間のほとんどがサーファーです。  サーフィンはまだまだ「観る」ものではなく「やる」スポーツ。  4年あったところで劇的に状況は変わらないでしょう。  さらに、チケットという概念もありません。海岸全部を封鎖できるなら話も別ですが、実際問題としては無理です。  マラソンのように道端から誰でもが観ることのできる、タダ観戦OKな競技となるのは必定。  「お金は使いたくない、チケット争奪戦は面倒臭い、でもせっかくなら観てみたい」という向きにはピッタリの競技となっております。  今回はサーフィン自体が初の五輪ということもあり、世界の選手たちにも正直なところ、五輪への思い入れみたいなものはないはず。  そもそも東京にはサーフィンに適した波はないわけで、どっちみち東京でやれないだろうことは既定路線です。  つまり、サーフィンを通じて、日本中のあらゆる場所で東京五輪を見るチャンスがある。  現状では組織委員会とIOCが決定した千葉県・釣ヶ崎海岸が最有力候補地ですが、国民が大きな声をあげればまだまだ引っくり返すことは可能です。すでに組織委員会とIOCがお台場に決めていたボート・カヌー会場を宮城県に持っていこうとする小池都政のことです。最後の最後までワンチャンスあると思います。  これまでに誘致を表明してきた、神奈川県・湘南(都心から近いよ!)、静岡県・下田(温泉があるよ!)、福島県・相馬(復興五輪だよ!)、愛知県・田原(農業が盛んだよ!)、宮崎県・日向(とにかく広いよ!)にも、まだまだ諦めずに頑張ってもらいたい。そして、「宮崎でも立候補してOKなんや…」と今さら気づいた各自治体にも、恥ずかしがらず立候補してもらいたい。正直なところ宮崎に行くより沖縄に行くほうがラクですから、沖縄にも立候補してもらいたい。 サーファーは街の治安を悪化させない。 サーファーは思いのほか常識人である。 波と砂浜さえあれば、金はそんなにかからない。 サーフィンはタダで誰でも見られる。  いいことずくめ。  サーフィンは全国のみなさまに安心してオススメできる競技です!
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※フモフモ編集長の「今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪」第1回~の全バックナンバーはこちら

自由すぎるオリンピック観戦術

スポーツイベントがあるごとに、世間をアッと言わせるコラムを書き続ける、スポーツ観戦ブログ『フモフモコラム』の中のひとによるオリンピック観戦本





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