ストーンコールドの“ビンス暴行”手錠事件inNY――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第266回(1997年編)
それから数カ月後には“ロウ”の定番シーンとなるビンスとストーンコールドの“衝突シーン”は、こういうアクシンデント的な場面にまだ免疫のなかった観客にとって――この時点では――ひじょうにショッキングなものだった。ストーンコールドはすでに連続ドラマの主役の座をゲットしつつあった。
いっぽう、WWE世界ヘビー級王座をめぐる闘いは“ヒットマン”ブレット・ハートの独走状態からショーン・マイケルズ、アンダーテイカーを巻き込んでの三つ巴のドラマに発展。この日は番組収録終了後のボーナス・マッチ(ノーTV)としてブレット対ショーン対アンダーテイカーのトリプルスレット・マッチが急きょラインナップされた。
“悪ガキ”ショーンはトリプルH、チャイナ、リック・ルードの3人を軍団メンバーに従えて新派閥を結成した。このグループはやがてDXことディジェネレーションXへと進化をとげる。ヒール転向プランを画策するショーンは、このユニットを使ったあるプランを練っていた。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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