更新日:2017年10月23日 21:27
お金

投資初心者でも1000円からアメリカ株を買える「スマホ株式投資」はありなのか?

 桜は満開でも財布の中身はさみしいまま。思うように給与が増えないなか、いろいろやりくりして何とかしのいでいる昨今。4月から生命保険料の値上げが相次ぐなど、サラリーマンのお財布事情はますます厳しくなるばかりだ。

サラリーマンのお財布事情は厳しいのだ

 給与が増えないなら副業だ!と思っても、時間も特別な資格もない。投資を始めようにも知識もまとまったカネもないと八方ふさがりの人は多いはず。そんななか注目を集めているのが、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間に、スマホだけで1000円から証券取引ができるアプリだ。 「証券取引アプリ『One Tap BUY』の特徴は、投資資金1000円からアップルやフェイスブックなど、アメリカのナスダックに上場する人気企業や、日経225連動型上場投資信託などの日本株ETFに投資できることです。もちろんスマホ用アプリなのでパソコンは不要。すべてスマホだけで行えます。普通のネット証券でもスマホで株式売買ができたりしますが、口座開設から出金まで、スマホだけですべてできるのは日本では『One Tap BUY』だけです」とは、「One Tap BUY」の広報。 (iOSのDLはこちら/AndroidのDLはこちら

「One Tap BUY」のTOP画面

「One Tap BUY」と名乗るからには、すべてワンタップでできるのだろうか? 「そこはスイマセン(笑)。サービス名どおり“ワンタップだけですべてできる”というわけにはいきませんが、銘柄選び、金額指定、売買注文と合計3タップで取引可能。投資初心者はもちろん、スマホ世代に使いやすい作りにしています」

スマホだけですべて完結する「One Tap BUY」は怪しくないのか?

 とはいえ、スマホ専用投資アプリときくと怪しさがないわけではない。怪しさの源は普通の証券会社と違うところだ。主な相違点は、①取引できるのはコカ・コーラなどアメリカの大企業の株の30銘柄と3つの日本株ETFのみ(2017年3月現在)、②普通の証券会社と違って1株や100株などの株数単位ではなく1000円単位で投資する点、③普通の証券会社にあるようなチャートやレポート、銘柄ランキングなどがない点だ。

銘柄選定し、金額を1000円単位で設定

フェイスブック株を1000円買った画面

「例えば、個別株の取引銘柄をナスダック等に上場する超有名企業の銘柄に限定しているのは、ユーザーのみなさんが難しい銘柄選びの頭を悩ませなくてもいいようにしたかったからです。加えて初心者の場合、1株〇〇万円といった売買をするよりも、1000円単位といった感じで金額を指定できたほうがわかりやすい。とにかくスマホでシンプルに株式投資をできるようにしたかったので、機能はあえて限定しました」  投資の基本は安く買って高く売ることだが、初心者が割安な銘柄を探し出して投資し、儲けを出すのは簡単ではない。それならば、時価総額が大きく業績が堅調な優良株や日本の市場そのものに投資できる日本株ETFに、わかりやすい単位の金額で投資できるほうが、投資初心者に始めやすいはずだ。 「ちなみに保有している銘柄を売る際も買うとき同様に1000円単位で可能。その際、全額売って利益確定をすることができるだけでなく、投資金額分を残して利益分だけを売ることもできます」  運用して儲かった分だけ臨時のお小遣いのように受け取って、投資金額はそのままで長期保有を継続するなんてこともできるわけだ。 「また銘柄を複数保有している場合は、保有比率を表すポートフォリオから持ち分をスワイプして調整して、新たな銘柄の購入に資金を充てることもできます」 「One Tap BUY」はスマホ専用証券取引アプリだけに、難しく考えなくてもすべて直感で操作できてしまう点も新しい。 (iOSのDLはこちら/AndroidのDLはこちら

保有比率を表すポートフォリオ。スマホが使えれば操作は直感的にできる

1000円からコツコツ始められるのが「One Tap BUY」の魅力

「ただし、1点だけ注意していただきたいのが取引コストです。『One Tap BUY』は、基本的に米国株は0.5%~0.7%、日本株ETFは0.3%(売却時のみ)の取引コストがかかります。さらにアメリカ株の場合、1取引ごとに米ドルと日本円の為替手数料(スプレッド)が発生します。そのため、頻繁に売買を繰り返す人向きというよりは、じっくり投資したい人に向いていると思います」  もちろん、アメリカ株の売買に為替手数料(スプレッド)が発生するのは「One Tap BUY」に限った話ではない。もともとアメリカ株の取引コストは国内株よりも高いのだ。

うほっ! 今晩もカネが増えてる!!

 とはいえ、2009年3月に6500ドル台だったNYダウがすでに2万ドルを突破し、一時2万1000ドルの史上最高値をつけるなど、3倍以上も上昇しているアメリカのビッグウェーブを、投資する手段がないからとこのまま指を加えて見ているのはもったいない。そんなアメリカの株に1000円からスマホだけで投資できる「One Tap BUY」の魅力は大きいはず。  知識や経験がないからと躊躇するなかれ。スマホだけで直感的にできるアプリを駆使して、自分にできる金額からまずは投資を経験してみるところから始めてみてはどうだろうか? <取材・文/日刊SPA!取材班> onetapbuyapp onetapbuygoogleplay「One Tap BUY」運営会社 株式会社One Tap BUY 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2883号 加入協会/日本証券業協会 ※手数料やコスト、リスクについてはコチラからご確認ください。 提供:株式会社One Tap BUY
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