「身分証がなくてもわかるだろ!」“迷惑老人”に苦しむ携帯ショップ店員の嘆き。「本社に報告するからな!」と言われても…
迷惑客やカスハラ(カスタマーハラスメント)が社会問題となっている。その理不尽な言動は、対応した従業員にトラウマを植え付けかねない。
携帯ショップで10年ほど勤務経験のある山下彩実さん(仮名・30代)は、いわゆる“迷惑老人”に苦しめられたという。
ある日、山下さんは怒り心頭の男性客に遭遇した。
「老人が店内に入ってくると、開口一番に『息子の元ヨメと孫の連絡先を教えろ!』と言ってきて、あまりの剣幕に驚いてしまいました」
男性客の息子が離婚し、その元妻と子どもたちの連絡先がわからなくなったという。どうやら元妻側は息子の電話を着信拒否し、行方をくらましたらしい。
「こちらとしては個人情報保護法の観点から第三者に情報を提供することはできません。それでも『こっちは家族なんだぞ! 家族が会えないのはおかしいだろ!』と怒鳴り散らしたんです……」
何度も「無理です」と伝えたところ、渋々と退店していったという。
しかし、問題はそれで終わらなかった。後日、男性客は再び携帯ショップを訪れた。手には「弁護士に書いてもらった」という書類を持参していたのだ。
内容は元妻と孫の住所を提供せよというものだが、書類には弁護士名と押印、弁護士番号が記載されていた。
「念のため、バックヤードで弁護士番号をネット検索してみたのですが“該当者なし”。つまり、この書類は偽造されたものだったんです。スタッフがその旨を伝えると、老人は逆上し、『ふざけるな! 弁護士が書いたものを疑うのか! お前らは人の心がないのか!』と、罵詈雑言のオンパレード。最終的には警察を呼んで帰ってもらいました」
まだこれで終わらなかった。
「さらに後日、男性は再度来店して『警察に言われたとおりに直した。これでいいだろう?』と書類を出してきたのですが、警察からそのような指示があるとは思えません。警察に再び来てもらい、連れていってもらいました」
山下さんは男性客の度重なる迷惑な行動にウンザリしてしまったという。
開口一番に「息子の元ヨメと孫の連絡先を教えろ!」

※写真はイメージです。以下同
「弁護士に書いてもらった」“偽造書類”を持参
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