中古車情報サイトで一番安いクルマはダメ!自然治癒は接触不良のみ【激安ラテン中古車あるある】
MJ:いやあ、それも機械的劣化だろう。激安中古ラテン車最大のアキレス腱はエアコンの故障だ。2~3年はエアコンガスの補充でごまかせても、いずれ修理代20~30万円と宣告される。そこで多くの勇者が脱落するのだ
安ド:前のアルファ166は88万円したので、エアコンのコンプレッサー交換で20万円、パワーウィンドウその他モロモロで10万円の出費には耐えたんですが……。
担当K:クルマが安いぶん、心が折れるのが早いんですね!
安ド:以前、殿に6気筒の高級車はそのぶん修理代もかかるって言われたので、今回は4気筒のムルティプラにしたんですけどね~。
MJ:運がないな。オレは大きなトラブルはほとんどないのだが。
担当K:僕も、中古アウディ2台は壊れまくりましたけど、ラテン車はまだ一度も大きなトラブルはありません! このパンダも絶好調ですよ!
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
安ド:一番安いクルマを買ったのがいけなかったんですかね?
MJ:一番安かったのか!?
安ド:はい。中古車情報サイトで一番安かったのを、わざわざ岐阜県まで行って買ってきたんです。
MJ:うーむ、オレならさすがに最安車は避けるな。先月買ったBMWも激安ではあったが、180台中下から6番目だ。
担当K:一番下はダメですかね?
MJ:そんな気はする(笑)。
担当K:僕は前のアルファ147も、このパンダも、0円のもらい物ですけど、壊れませんよ!
安ド:もらいものには福があるんですね。誰かクルマくれないかな~。
【結論】
人には持って生まれた運があり、壊れない人には極楽の激安中古ラテン車も、壊れる人には地獄となる。その地獄の多くは炎熱地獄。エアコンが効かないとオーバーヒートの2大地獄だ。鬼門は夏! 夏にご用心である1
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