更新日:2012年03月30日 22:45
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いまや上司をマネジメントする時代!?

SPA!ではこれまで、『管理職になった途端、暴走する女性上司』の現状をリポートしてきた(https://nikkan-spa.jp/139835)。被害者の男性部下たちは口を揃えて、「女は管理職にしてはいけない」と訴える。果たしてそうか? 専門家たちにジャッジしていただく ◆あまり期待しすぎず、ボスマネジメントの対象として見るべし
吉山勇樹氏

吉山勇樹氏

「僕のところにも女性管理職に対する相談案件が最近増えていますね」とは、多くの現場を見ている、ハイブリッドコンサルティングの吉山勇樹氏。 「現在は女性管理職の割合が増加している企業も。P&Gでは女性の総合職採用が50%を超え、部長職の女性の割合も24%というデータもあります。でも、その女性たちにも相当なご苦労があったはず。その背景を読み取って理解するのが一歩です」  例えば、結婚や育児などの事情がその背景になりやすいとか。 「管理職とはいえ、案外、悩みを抱えているものです。となれば、一歩譲って、主体的にコミュニケーションを取ること。女性管理者には理解者となるフォロワーの存在が絶対必要です」  その実践こそが、吉山氏の推奨するボスマネジメントだ。 「こちらが『女性管理職を育てる』ぐらいの意気込みでいないと。それに、女性は今後どんどん管理職になっていくべきだと僕は思います。僕の研修でも積極的な質問や、プレゼンテーションをするのは女性。仕事への意識は高い。だからこそ、まずは褒めることから始める。それは容姿や性格ではなく仕事を褒めることから。そしてこちらもフォローに回ってみるといい」  それで僕らが気持ちよく働けるなら……やる価値はある。 【吉山勇樹氏】 ハイブリッドコンサルティング代表。年に200回を超える研修やセミナーを行う。著書に『課長のダンドリ・リーダー術』など ー 管理職になると狂う女の共通点【14】 ー
課長のダンドリ・リーダー術

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