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なぜ女上司は感情的になってしまうのか?

SPA!ではこれまで、『管理職になった途端、暴走する女性上司』の現状をリポートしてきた(https://nikkan-spa.jp/139835)。被害者の男性部下たちは口を揃えて、「女は管理職にしてはいけない」と訴える。果たしてそうか? 専門家たちにジャッジしていただく ◆「女性だから」という固定観念はまず外して向き合うべし
細井智彦氏

細井智彦氏

 多数の報告事例でも明らかだが、なぜ女性上司は感情的になってしまうのだろう。それに対し、キャリアアドバイザー・細井智彦氏はこう語る。 「感情的に、そして怒りがちになってしまうのは、実は仕事をロジカルにこなしすぎた結果だったりすることが多いです。女性で管理職になれるのは実績を出した優秀な人。責任感も強いので、部下の細かい仕事まで気になるし、自分の求めるレベルに達しない人には、ついカッときて許せなくなるのです」  確かに、小さなこともネチネチ指摘してくるその姿勢が「融通が利かない」「うっとうしい」と煙たがられることも多い。 「マジメな女性管理職ほど論理的に考えるので、義理人情を加味しすぎる男性上司よりも、プロセスマネジメントのような役割に向いているかもしれません」  とは言うけれど、こちらのモチベーションを下げる上司はいかがなものか。すると細井氏は、「女性上司に対して男性が持つ先入観も原因」と指摘する。 「『女性上司』に対する固定観念が凝り固まっていて、少し怒られただけでも『女性だから』などと突っぱねてしまう。ジェンダー間のすれ違いが緩和するだけでかなり変わってくるはず」  よほど理不尽じゃない限り、歩み寄るのも一つの手だろう。 【細井智彦氏】 リクルートエージェントのカリスマアドバイザー。近著に『何社受けても受からないあなたが内定できる就活内定逆転勝利法』など ― 管理職になると狂う女の共通点【13】 ―
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