更新日:2022年10月24日 00:51
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涼しい夜なのになぜか大量の寝汗が…原因は放置していた寝具の湿気【元ふとん屋が教えます】

寝汗をかきたくなければ、とにかく干すべし!

 という訳でカイゼンしましょう。接触寝具の中に溜まった湿気を吐き出させるには、以下の3ステップが有効です! 1)ガッツリやるならベッドやおふとんの上に敷いてあるパッドは剥がして、ドアとか椅子の背もたれとか、なんでもいいので大きく広げるようにして掛ける! 2)タオルケットや羽毛ふとんも他の寝具と引き離して同じように広げる! 表面がなるべくたくさんの空気と触れるようにするのがコツ。 3)広げたら扇風機でもエアコンの「除湿」でもいいので、スイッチオン!  これで接触寝具の湿度はずいぶん下がります。  手軽にやるならパッドや羽毛ふとんの湿っているほうを上にするだけでもOKです。ベッドの上でやる場合は寝汗の多い背中のあたりは避けて、足元のほうに広げましょう。  これだけでもそれなりに接触寝具の湿度は下がります。  接触寝具の湿度を50%に近付けることで、寝汗が格段に減ずるケースは多いし、毎日やる必要もありません。たまに気付いたときで十分です。洗濯しようと思うと大変だけど、広げて除湿、これだけなら気が楽になりませんか?  接触寝具は毎日の寝汗を吸っていき、大体2日~7日程度すると許容量オーバーになります。秋の夜長は寝具の湿気に注目してください。 【大野悦史】 元寝具店経営者。都内で十数年ほど寝具店を経営し、その後は寝具コンシェルジュとして活動中。最新寝具のレビュー情報や睡眠豆知識を紹介するブログ「寝具の情報・ニュースまとめブログ」も運営している。
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