まるでドイツ車のような新型ジュリア。“フェラーリの母”アルファロメオは堕落したのか?
クワドリフォリオは、フェラーリから引き抜いたエンジニアが新設計したというV6ターボエンジンを搭載しておりますが、これがフェラーリ以上の官能性能。回せば回すほど湧き出すパワーは、なんと510馬力! 1300万以上するレクサスの最高級スポーツカーLCだって477馬力です。「クワアァァァ~~~ン」という快音には涙が出ました。
どうやらアルファロメオは、BMWのお面をかぶったチチョリーナを作ったようでございます。
お値段は1132万円。ちと高うございますが、想定ライバルであるBMW M3セダンよりは少し安いし、フェラーリに比べたら3分の1。これはお買い得だ!
なんつって、貧乏なSPA!読者様に買えるわけがありませんネ! まったく役に立たない情報をタレ流し、本当に申し訳ございません。
【結論】
マニア的には「BMWみたいでガッカリ」なデザインも、一般人には安心かつオシャレに見えるようです。フツーのモデルなら500万円台ですので、3シリーズを買うつもりのリッチな読者様には、真剣にオススメいたします1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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