更新日:2022年11月20日 10:34
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料理教室は出会いの穴場って本当か? 山田ゴメス齢55歳「初めての料理教室」にチャレンジ

オムハヤシのオム投入で大失敗?

 本日のメニューは「オムハヤシ(ライス)」と「グリーンサラダ」。美味さのポイントとなるオムハヤシのドミグラスソースのレシピはすでに“調合”されており、必要な食材は必要な分量だけしか置いておらず、調味料はガッチリ「大さじ1」とかと……さらには火加減や火に掛ける時間も徹底的に指示されるので、余程のポカさえしなければ、失敗のしようがない。つまり、誰がつくっても“それなりのモノ”が仕上がってしまう授業内容である。  「半歩リードしている(?)」ゴメス記者からすれば、少々物足りなかったりもするのだけれど(笑)、それでも「包丁の正しい使い方」や「効率の良いみじん切り法」や「サラサラしているソースは、別に片栗粉を投入しなくても、ふたたび火を強めて混ぜればツヤととろみが出てくる」……など、いろんなことを学習させていただいた。  そして! いよいよ「オムハヤシ」完成へのメインイベント──ハヤシライスに、フライパンでつくったオムレツを乗っける作業へと取りかかる。  先述と同様、オムレツをつくること自体は使用食材の量、火加減、時間を懇切丁寧に教えてもらえるため、我ながらなかなかの出来であった。しかし、コレをフライパンからハヤシライスに“移動”させる際、卵の端の部分がめくれてしまい、同じ班の6人中、一番見映えが悪く、もっとも不味そうなオムハヤシに(泣)!
オムハヤシ

オムレツがめくれ上がったオムハヤシ

 無茶苦茶美味しかった……けれども、まったく一緒のレシピであるにもかかわらず、ビジュアル次第でここまで「美味そう・不味そう」が変わってくるのか……という愕然たる真実と、ただ皆さん黙々と“自分の料理”を口へ運ぶだけの“試食タイム”に「ナンパのスキは無し」という甘くない現実を、身をもって痛感させられたゴメス記者であった。  こりゃあ、正式に入会して地道に通うしかないわ……?<取材・文/山田ゴメス> 【山田ゴメス】 山田ゴメス1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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