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料理教室は出会いの穴場って本当か? 山田ゴメス齢55歳「初めての料理教室」にチャレンジ

 50歳を過ぎたころから、じわじわと料理をするようになった。ぶっちゃけ、理由は「年齢的にも外食ばかりだと身体に悪い」というシンプルなもので、「料理ができる男子はモテる」という下心も正直言ってなくはない。

山田ゴメス 料理と言っても、「持ちネタ」ならぬ「持ちレシピ」は、食材を切ったり手でもいだりして鍋やルクエ(=レンジでチンするだけでOKなシリコンスチーマー)にブチ込むだけの簡単なメニューばかりである。したがって、そろそろステップアップが必要な時期なのでは……なんてことを薄々と考え出していた昨今、草野球仲間のHクンからこんな誘いがあった。

「料理教室に行ってみません?」

 なんでも、その彼は1ヵ月ほど前に合コンで知り合ったお気に入りの女性から「カレの家に行って、ささっとパスタだとかピラフだとかをつくってもらったら、ドキッとする」と言われ、それを真に受けて「料理をやろう!」と決意したのだそう。う~ん、お金払ってまで習うのもねぇ………こう最初は躊躇していたゴメス記者だけれど、次の彼の一言がボクの背中をポンと押した。

「若い女子の生徒さんも多いっぽいですよ~」

 そっかぁ……じゃあ、行っちゃおっかな! ってなわけで、齢55歳にして初めての料理教室にチャレンジしてみた!

結局は独りで初体験することに…!?


 約束の当日である土曜某日の朝、いきなりHクンから一本の電話が入る。

「すみません! どうしても外せない急な仕事が入っちゃって……申し訳ないけど、今日の料理教室はキャンセルさせてください」

 え~っ!? なにそれ! 一人で行くの??? 急に心細くなってしまう。ボクもキャンセルしようかなぁ……。でも、もうお金は振り込んじゃったし……と、もったいないから、結局は単独で乗り込むことに。

 今回、Hクンがチョイスしたのは、この業界では老舗大手であるという「ベターホーム協会」が定期的に開催する、1000円(税込)で受講できる「お料理入門コース体験教室」。

 ギリギリの時間に受付を済まし(※註:最後の最後まで出欠を悩みまくったため)教室内に入ると、すでに計20人ほどの生徒さんが、各自持参のタオルを頭に巻き、エプロンを着用し、スタンバっている。慌ててボクも、なぜかタンスの奥にあった割烹着&「桧山進次郎24」とプリントされたタオルで全身武装。男女比はちょうど半々といったところ。

山田ゴメス 料理やワインをはじめとした、“食”に関するカルチャースクールが、じつは「穴場の出会いスポット」でもある……とはよく聞く。男女3人ずつの計6人のグループに分かれ、料理実習に入る前、自己紹介タイムがあるのだが、女性は3人中2人が20代独身。「婚活の一環として料理を本格的にやってみようと思いました」みたいなことを言っていた。

 ボク以外の2人の男性は、一人が40代後半のサラリーマン風。「単身赴任で外食ばかりなので…」とのこと。すなわち既婚者なんだが、既婚者が必ずしも「100%出会いを求めていない」とはかぎらない。まあ、このヒトが語った“動機”に嘘はないんだろうけど……。

 もう一人の男性は、30代半ばあたりの職業が特定できないチョイチャラ系。「内緒で料理が上手になって、びっくりさせようと…」とのこと。「誰をびっくりさせるのか」が曖昧ゆえ、このヒトはもしかすると……と、邪(よこしま)な想像もしてしまったが、まあ、「彼女」だとか「奥さん」だとかという単語を口にするのが恥ずかしかっただけ……なのが正解だろう。が、やはり、必ずしも「100%出会いを求めていない」とはかぎらない?

 ちなみに、ボクの自己紹介は以下のとおり。

「3年ほど前から料理を始めたのですが、自己流なので、今日はちゃんと基礎を学びたくてやってきました」

 他の二人の男性より半歩リードしてます的な嫌味に聞こえなかっただろうか……軽く自己嫌悪に陥ってしまう。

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オムハヤシのオム投入で大失敗?

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