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死者5名の大宮風俗店火災。献花台で手を合わせる男性利用者たち「地元では貴重な名店だった」

古い設備のまま営業を続けていたという声も

大宮風俗店火災 男性はこの店で2度遊んだことがあると言い、2回とも別の女の子とプレイをしたそうだ。 「2回ともフリーで入ったんですけど、2人とも若くて、けっこう驚いたことを覚えてますね。大宮でもこういういい店があるんだって。でも、ひとつ気になったのは、部屋の設備の古さ。壁が剥がれていたり、歩くと床がきしんでいたり。もしかしたら建物自体が古くて、それも火事が広がる原因だったりするのかなと思ったりもします」  実はこの建物、築90年以上であると報道されている。店舗型風俗店は容易にリフォームができないという事情があるため、古い設備のままでに営業を続けている店も少なくない。火災時には、建物北側の階段から脱出するしかなかったという。男性の懸念は間違いではないのかもしれない。 「別に常連とかではないのでそこまで深い想いはないんですけど、やっぱりやるせないですよね。僕が火事で死んでた可能性がなくもないっていうか。そう思うと怖いです」  男性は去り際にも店のほうに手を合わせていった。その後も訪れる人が減る気配はなく、献花台に置かれる品物は増える一方。火災の原因究明を待ちたい。 <取材・文/建部博>
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