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死者5名の大宮風俗店火災。献花台で手を合わせる男性利用者たち「地元では貴重な名店だった」

 年の瀬が迫る12月17日、日曜日の夕方。埼玉県さいたま市の大宮駅前近く“北銀”ソープ街の一角で火災が発生した。3階建てのソープランド「Kawaii大宮店」は全焼し、女性従業員や男性客5名が死亡。7人が軽症の惨事となった。

現場付近の駐車場には警察車両と消防車が

 日刊SPA!取材班が先日現場に足を運んだところ、辺りはいまだに焦げた臭いが立ちこめ、そばの駐車場には警察車両や消防関係者が鎮座していた。火災の原因を調査しているのだろう。店が入っていた建物はブルーシートで覆われており、その隙間から鑑識とおぼしき人たちが慌ただしく出入りをしている。入り口には献花台が置かれ、花や飲み物が。

 現時点で火災の原因は判明していない。周辺は20軒ほどのソープ店が立ち並ぶ、古い建物の多いエリアだけに、火災の対策が十分ではなかった可能性もあろうだろう。看板だけが残ったこのソープ店はいったいどんな店だったのだろうか。

「次の休みには遊びに行こうと思っていました」


献花台には飲料や食料などのお供え物が

「Kawaii大宮店」に通っていた男性(43才、会社員)に話を聞くことができた。月に1度、給料が出た後にここで遊ぶのが楽しみだったと言う。

「火事があった日はいく予定がなかったのですが、その次の休みには遊びに行こうと思っていました。それだけに自分は運が良かったとも思うのですが、亡くなった女のコやお客さんのことを思うと胸が苦しくなります。亡くなったお客さんなんて、時期的にボーナスが支給されたばっかりで、ひとときの楽しみを求めてお店に行ったんじゃないかな。勝手な憶測ですけど、そう考えるとますます悲しいというか……」

 男性の指名する女性は幸い怪我もなく無事だったという。

「指名嬢の無事は確認できました」


「指名嬢の無事は確認できました。あの店は、大宮では珍しく若い女のコばかりだったんです。他にも若いコがいる店はありますけど、あそこはいちおう『素人系』がウリだったみたいで、言い方は悪いですけどスレてるようなコが少ないというか。あんまりお仕事感を出してこないのが好みでした。お客さんもけっこう入っていたみたいで、待合室で待機してるお客さんもよく見ました」

 周囲のソープ店は熟女系の店が多かったそうだ。そういう意味ではこの大宮では貴重な、若い普通の女のコと遊べる優良店だったのだろう。取材班の調査では、他店が空いているタイミングでも、「Kawaii」だけはお客さんでいっぱい、ということも少なくなかった。

「それだけに悲しいですよね。もちろん僕は性欲を発散するために足を運んでいたのでその意味で悲しいのですが、亡くなった女のコやお客さんが実名で報道されてるじゃないですか。それもどうかなと思いますね。残された家族のことを考えちゃうと……」

「僕が遊んだ女のコが無事かわからなくて……」


大宮風俗店火災 現場を観察していると、ときどき献花台にやってきては手を合わせていく人が見受けられる。高齢女性や、若い女性などそのパーソナリティも様々だ。

 そんななか、1人の男性が献花台にやってきた。お茶のペットボトルを1つ置き、手を合わせて長い時間、目を瞑っている。思わず声をかけてしまったのだが、彼もここにときどき遊びにきていたお客さんだと言う。

「僕が遊んだ女のコが無事かわからなくて……。正直、名前もよく覚えてないので……。でも楽しませてもらった思い出があるので、今日はやってきました」
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古い設備のまま営業を続けていたという声も

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