恋愛・結婚

新潟県知事辞職で考える自由恋愛と援助交際の境界線[コラムニスト木村和久]

 一方、米山知事は会員数1000万人以上と言われている、巨大な出会い系サイトに登録していました。そもそも1000万人が本当に登録しているのかが疑問ですけど。ならば国民の10人に1人は、その出会い系を利用しているってことですか。その数字の信憑性はともかく、流行っているのは確かです。米山案件が出てからは、認知度が飛躍的にアップし、とんでもない数のアクセスがあるようです。  出会い系ビジネスは管理売春に当たらないかという疑問がありますが、いつの頃か、その部分は法律的にクリアになっています。つまり「売春の斡旋」をして、斡旋料をいただいていないのです。  出会い系というのは男性がお金を払って、女性(女性は無料がほとんど)を紹介してもらうのが基本です。あと紹介が終わり、意気投合し何をしようが、営業サイドは知らないし、一切関知しないのです。  とはいえ、風の便りに、あそこはデキるとか女性側からすれば、金を持っている客が多いと、噂が立つわけです。  お客さんは、多種多彩です。女性で「近日中に、どうしても3万円必要なの〜」という切羽詰ったコもいます。当然「若い女性と喋るだけで充分楽しい」という、前川さんみたいな男性もたくさんいます。  システム的には、店舗型の場合、意気投合して外に行くための「連れ出し料」が3000円ほど。さらに女性には、お茶や食事をするための謝礼を5000円ほど払う。それだけです。  だから、建て前上は援助のみ交際となり、その先は当時者同士で決めて下さいとなります。  一方、出会い系サイトの方は、お金を沢山払った男性が沢山の写真つきプロフィールを覗けるシステムです。もし相手側と連絡を取り、会うとなると、店舗型と違い、わざわざ会うスタイルを取るので、援助交際に発展する確率が高いといえます。  従来の男女が出会うキャバクラなどではトークをしながら、多少なりともキャラクターでウケてた部分がありました。現在は「所詮オッサンはオッサンよ~」と、男の財力のみで判断する女性が増えたんじゃないですか。  見事に需要と供給のバランスの、取れていることに驚いています。問題解決はそこからですね。トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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50歳からのかろやか人生

体は枯れても頭の中は未だ現役気分、コラムニスト木村和久が贈る そんなバブル世代(50~60歳)へ向けた老後生活の道しるべ

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