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ヨコヅナ アメリカ人が考えた“相撲レスラー”――フミ斎藤のプロレス講座別冊レジェンド100<第83話>

 デビュー当時は約400ポンド(約180キロ)だった体重は、年齢とともに増加をつづけWWE在籍中には約750ポンド(約340キロ)に達した。  健康上の理由からWWEはヨコヅナをデューク大学の“ダイエット・プログラム”に入院させたが、減量は失敗。ヨコヅナを診断したスポーツ医学団体からの引退勧告を受け、1997年1月、WWEはロドニー・アノアイとの契約を解除した。  フリーの立場でイングランド・ツアーに来ていたヨコヅナは、その夜、イトコのファトゥーと長電話をした。  “相撲レスラー”リキシに変身してメインイベンターになったファトゥーに、ヨコヅナは「よかったな。誇りに思うよI’m so proud of you」と伝えたという。  ポニーテールにした髪をほどいたロドニーは、そのままベッドによこになり、眠ったまま息をひきとった。ヨコヅナとリキシの相撲タッグチームは実現しなかった。 ●PROFILE:ヨコヅナYokozuna 1966年10月2日、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。本名ロドニー・アノアイ。1985年、デビュー。WWE世界ヘビー級王座通算2回保持。WWE世界タッグ王座保持(パートナーはオーエン・ハート)。得意技はバンザイ・ドロップ(コーナーからのヒップドロップ)。2000年10月23日、イギリス・ツアー中にリバプールのホテルで心臓発作で急死。享年34。 ※文中敬称略 ※この連載は月~金で毎日更新されます 文/斎藤文彦
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