デジタル

新型iPadがグッと安くなって3万7800円から! 買っても大丈夫か?

オススメは最安の32GB、Wi-Fi使いの割り切りモデル

 容量は32GBが3万7800円で、128GBが4万8800円。当然、ストレージが大きいほうが快適に決まっているが、インストールするアプリや保存する動画をコントロールすることで、32GBで使うのほうをオススメする。1万1000円の差はでかい。写真のビューワーとして使いたいなら、クラウドストレージを利用すれば端末の容量を消費せずに済む。  筆者はiPhoneに、常に1000個以上のアプリをインストールしてレビューしているが、新iPadには必須の140個ほどをインストールした。その時点で使用容量は20GB。32GBモデルだとしても、12GBほどの余裕があるので、問題なく利用できるだろう。

老眼で細かい文字が見えづらくなってきたので、これからは新型iPadの利用頻度が増えそう

 Wi-FiもしくはWi-Fi+Cellularモデルかも悩みどころ。本体の差額は1万5000円だ。Wi-Fi+Cellularモデルにデータ通信用の格安SIMを入れれば、Wi-Fiなしでも即通信が可能となる。屋外で利用するなら超絶便利だ。とはいえ、屋内での利用がメインであれば、Wi-Fiで使うと割り切り、安く済ませるのも手だ。  また、Apple Pencilはとても大きな楽しみではあるが、価格は1万800円となかなかお高い。初日だけいじって後は持ち歩かなくなりそうな気がするなら、とりあえずなしでもいいと思う。アップルストアや量販店で触ってみて、物欲が高まったら後で買えばいい。もちろん、絵を描いてみたいというニーズが最初からあるなら、セットで購入しよう。  新型iPadは、驚きの新機能などは搭載していないが、そのぶん安心のクオリティを実現している。コストパフォーマンスは文句なしに最高であることは間違いない。アップル製品は時間が経ってもほとんど値落ちしないので、欲しいと思った時が買い時だ。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
1
2
おすすめ記事