デジタル

ノートPCになるタブレットならSurface ProかiPadか…プロの結論

~柳谷智宣の「デジタル四方山話」第1回~


 知人は「筆者が使っているデジタル製品は何か?」とよく聞いてくる。筆者は日々たくさんのガジェットを触っているデジタルライターなので、筆者が自腹で買った製品なら「コストパフォーマンスが高いに違いないだろう」と思っているそうだ。

 そんな筆者が「使っているノートPCは何か?」と聞かれたときは、「Surface Pro」と答えている。

マイクロソフト「Surface」

「Surface」って何?


 名前を聞いたことがある人だと、「お、おう」という反応が返ってくるが、「タブレットのオススメを聞きたいわけじゃない」という人からOSを勘違いしている人まで様々な反応がある。この段階で「Surface」というブランドが、まだ一般的に広まり切っていないことがよくわかる。

 「Surface」は、ひと言で言うとマイクロソフトが自ら手がけているPCブランド。2012年に初めて登場したが、あっという間にPCメーカーとしても一流の仲間入りをしてしまった。ビジネスシーンではよく見かけるし、筆者はこれまで3台買い替えている。

 しかし「Surface」、このパーソナルコンピューターというくくりではあるのだが、さまざまなタイプの製品が投入されているので、デジタルに詳しくない人だと混乱してしまうのだろう。

 「Surface」はまず2in1というスタイルでお目見えした。タブレットPCなのだが、専用のキーボードを装着することで、ノートPCとしても利用できるのがウリ。もちろん、タッチ操作もでき、電子ペンも付属する。ほかにもノートPCっぽいキーボードを備えた「Surface Book」や、完全ノートPCの「Surface Laptop」、超大画面一体型デスクトップの「Surface Studio」などが発売されている。

 現行の製品ラインナップでは、タブレットで使うことが多いなら「Surface Pro」、ノートPCとして使うことが多くハイパワーを求めるなら「Surface Book 2」、ノートPCとしてのみ使うなら「Surface Laptop」が適しているだろう。「Surface Studio」は超絶かっこいいが、クリエイティブ向けで価格も高いので、通常のデスクトップPCとしての選択肢には入らないだろう。

「Surface」のラインナップ

 筆者はこの記事を、2017年に発売された「Surface Pro」で書いている。「Surface 4」の後継機なのだが、現行の「Surface」ではAppleの「Macbook」みたいなナンバリングはなくなっている。ちなみに、2017年秋には発売されるとされていた待望のSIM搭載モデル「Surface Pro LTE Advanced」はごく最近(2018年5月1日)に発売された。

筆者の使っている「Surface Pro」

「Surface」のすごさを簡単に言うと……


 こうした「Surface」シリーズのポイントは、かっこいいデザインと高い完成度にある。PCメーカーとしては後発なのに、さすがマイクロソフトといったところだ。価格は高めの設定だが、性能や使い勝手を考えると満足度は高い。タッチパネルの性能もよく、Surfaceペンでの書き味は最高。絵を描いたりすることも可能だ。モバイルで使える高性能なタブレットPCを探しているなら、「Surface Pro」はイチオシだ。ちなみに「Surface Book 2」はもちろん、「Surface Laptop」でもSurfaceペンを利用できる。

 筆者が「Surface Pro」一択なのは、特殊なニーズがあるため。「Surface Pro」にはSurface Pro Signatureタイプカバーという専用キーボードが用意されている。これは見た目だけでなく、質感がとてもいい。しかし、筆者はこれではダメ。実は筆者はいつも使っているキーボードじゃないと著しく作業効率が落ちてしまう。そのため外出先でも本格的に作業するときは、いつも使っているキーボードとマウスを持参している。そのため、ノートPCよりもタブレットのほうが都合がいいのだ。

Surfaceペンはぬるぬる滑らかに書けるので気持ちがいい。

筆者の特殊なニーズにもぴったり。出張先のホテルでも最高級キーボード&マウスを使えるのは快適だ

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「Surface Pro」と「iPad」はどちらがいい?

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