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若手お笑い芸人がパチンコ番組ですぐに演出やスペックを理解して打てちゃうワケ

pachi パチンコやパチスロの番組や動画が華ざかりだ。最近ではパチスロライターがボートレースを紹介する番組まで多く登場し、ギャンブルファンなら番組や動画を目にする機会は多いだろう。

 そんなパチンコ番組や動画においては、若手芸人がゲスト、もしくはレギュラーで出ていることもかなり増えてきた。しかし、最近は「若者のパチンコ離れ」などと言われることも多く、さらに若手芸人などはバイトをしないと食べていけない状況であるため、とてもパチンコなど打っている余裕などないはず……にもかかわらず、若手芸人たちは慣れた手付きでサンドにお金を入れ、演出やスペックを理解し打っている。若者のパチンコ離れなんて嘘なんじゃないかと思えるくらい慣れたものなのだ。

 お金もない、若者に人気がないはずのパチンコに若手芸人が慣れているのはなぜなのだろうか? ある興味深い話を関係者から聞くことができた。

打ち子集団に所属しバイト代を得ている若手芸人が増えている


 20代後半のお笑い芸人・Aさんは都内の某打ち子集団に所属している。話を聞いた。

「お笑い芸人は皆さん知ってる通り、売れない限りはお笑いではまったく稼げません。さらに言えば、いい先輩と仲良くなれなければ奢ってもらったりするのも難しい。大半の売れない若手芸人は夢を追う限りバイト生活になりますが、ここ数年で芸人仲間にとって、今一番都合がいいバイトが『打ち子』なんです」

 一体どういうことか?

「お笑い芸人は固定の事務所ライブ以外に、いつ仕事があるかわかりませんし、コンビを組んでいるのですが相方と稽古するタイミングも合わせなくちゃいけない。そうなるとシフト制のバイトって難しいんですよ。かといって短期の肉体労働を続けていると疲れて芸がおろそかになる。そこで芸人仲間で広がったのが『打ち子』バイトなんです。参加するには前日までにLINEで連絡して当日現地で合流し、その日にバイト代がもらえる。なので、下手な短期バイトより自由で稼げてしまいます」

システム化する打ち子集団の実態


 Aさんの所属する打ち子集団はほぼ毎日、都内のホールに数十人単位で入店し、期待値がプラスになると見込まれる釘調整の台をリーダーから指定され、その台をひたすら打ち続けるという。

 大人数で期待値がプラスになる台を分担して打てば、全体で勝てる確率はかなり高くなる。1日打ち切り、集団全体で100万円を超えるプラスになる日もあるという。個人レベルで収支がマイナスであっても打ち子集団全体では大幅にプラス収支になるため、決められたバイト代がもらえるのだという。

「投資総額、回収玉数、回転数、初当たり回数なども全部LINEでボスに報告します。回転数がいいと思った台が悪くなった場合、途中で報告して打つのをやめる、別の候補台に移る指示を受けたりするのもLINEです」

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うまくなると手当ももらえる

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