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アラフォーの青春『ファミスタ』の歴史を振り返る。新作『プロ野球 ファミスタ エボリューション』は?

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報


ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

『プロ野球 ファミスタ エボリューション』
Nintendo Switch/バンダイナムコエンターテインメント/6100円+税/8月2日発売予定

 Nintendo Switch向けの『プロ野球 ファミスタ エボリューション』が8月2日に発売されます。『ファミスタ』は今年で32周年。まずは野球ゲームの礎を作った初期『ファミスタ』の歴史を簡単に振り返っていきましょう。

『プロ野球 ファミスタ エボリューション』

 初代『プロ野球ファミリースタジアム』が発売されたのは1986年12月。それまでの野球ゲームというと任天堂の『ベースボール』がありましたが、守備はオートで選手ひとりひとりの個性もなく、おもちゃの野球盤の延長線上というイメージでした。そこを一気に変革したのが『ファミスタ』。走・攻・守の三拍子に、投打の駆け引き、継投の妙、ここぞの代打策……。まさに気分は本物の野球! 昭和の頃は各チームの野球帽をかぶった少年たちも多かったですが、そんな野球ファンがひいきのチームを操作して熱中できる、夢のようなゲームが『ファミスタ』でした。ここから近代野球ゲームの歴史が始まったといっても過言ではありません。

『プロ野球ファミリースタジアム』

 その翌年に登場したのが『プロ野球ファミリースタジアム’87』。初代のパッケージとカセットに「87年度版!」と小さなシールが貼られただけの地味な見た目でしたが、アメリカ選抜チームの「メジャーリーガーズ」が参戦し、レールウェイズからブラボーズが独立して、チーム数は10→12チームに。また、1年ごとに新しい選手データを入れて毎年発売されるサイクルを築いた点でも『ファミスタ ’87』の存在は大きいといえます。『ファミスタ』の発売が近づくと応援するチームがどんなデータになるのか楽しみでした。

『プロ野球ファミリースタジアム’87』

 そして『プロ野球ファミリースタジアム’88』ではついにプロ野球12球団をモデルにした12チームが出揃い、球場も「どうむ」「ろっこうさん」「しゃちほこ」「かせんじき」の4つから選べるように。その後、『ファミスタ’89 開幕版!!』を挟んで、『ファミスタ’90』ではセーブ機能が搭載され、リーグ戦の成績を記録できるようになりました。友達と集まっては試合をこなしたという人も多いでしょう。根幹のシステムは初代から完成の域にありましたが、ファミスタは毎年着々と進化を遂げていきました。

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