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偏差値35の「バカ」っぷりを生かして東大合格した大逆転法

東大生が気づいた「身の丈に合わない危険な道が、実は最も合理的な理由」

「バカになれる」からこそ上手に質問できる

 それでは最後に、「上手に『バカ』になる」ための方法を紹介したいと思います。僕の著書『東大式習慣』でも紹介していますが、この方法を「おバカロールプレイング」と名付け、ゲームとして楽しめるように工夫しています。ルールは…… ①説明や話を聞いているときに、わからないことがあったらゲームスタート! ②その「わからないこと」を、1回の質問でうまく聞き出せればゲームクリア!  という2点です。質問するときには、変に「バカじゃないふり」をするのではなく、わからないことを素直に聞くことが大切です。さらには、「僕はこの知識がないんでわかんないです!」と自分がわからない箇所をはっきりと提示すると、相手も回答を出しやすいでしょう。  言葉は多様ですから、ひとつ言葉が違うだけでも認識がずれたりわからなくなったりするものです。そんなときに思い切って「おバカロールプレイング」を実践してみると、得られるものが多く、物事を知らない「バカ」から大逆転できるはずです。
(にしおか いっせい)東京大学3年生。偏差値35から2 浪後なんとか東大に合格。現在は東大書評誌『ひろば』編集長、「ドラゴン桜2 東大生プロジェクト『東龍門』」のプロジェクトリーダーなどを務める。著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』が12万部を突破。最新刊『東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>』が発売中
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東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>

偏差値35からはい上がった東大生が「<最強の効率>を生み出す習慣」を初公開! 落ちこぼれだった著者はいかにして「大逆転」を果たしたのか?

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