雑学

東大生が実践している「火事場の馬鹿力」を意図的に活用する方法

「人間を成長させる環境というのはいつだって過酷な逆境状態」。そう説明するのは、偏差値35から生活習慣や勉強法を戦略的に再構築し、見事に東京大学入学を果たした西岡壱誠氏。今回は、著書『東大式習慣』で明かした、逆境を活かし、目標達成を実現するための「ゲーム式習慣術」を西岡氏が解説。

一生懸命

自らのリミッターを外すのは「厳しめの条件」


 「火事場の馬鹿力」や「背水の陣」といった言葉が使われるように、人間はピンチになると、リミッターが外れて、普段使うことのできない力を発揮できます。僕はこの力を効率的に利用したいと考えています。

 著書の『東大式習慣』でも紹介していますが、僕は自分の目標を「ゲーム」として捉え、戦略的に達成を目指す「ゲーム式習慣術」を考案しました。このゲーム式習慣術において重要なのが、「○○できたらゲームクリア!」という条件設定です。

 その条件設定のときに、あえて「厳しめの条件」を設定すると、いわゆる「火事場の馬鹿力」を発揮できる可能性が高まります。そうすることで、普通ならクリア不可能と思われる難しい課題でもクリアできるようになるのです。

 もちろん条件が厳しすぎて失敗してしまうこともあるでしょうが、それでも過酷な条件下で頑張った経験は確実なレベルアップにつながります。背水の陣で戦った経験があれば、普段の「ヌルさ」を実感できるようになり、確実に成長することができます。

東大のテストに対応するために課した「厳しい時間制限」


 火事場の馬鹿力を利用するために僕が意識的に行っているのが、「半分の制限時間で問題を解く訓練」です。これを僕は毎回、試験の前に実践しています。

 ほとんどの場合、半分の時間では解ききることができませんが、それでも、一度、「半分の時間」を体感しておくことで、何か問題が発生した時でも「大丈夫! 一度、半分の時間で解く訓練をしているから」と安心感を得ることにもつながります。

 同じように普段から英語を2倍速で聞いていれば、英語の試験でいつもの半分の速度で流れるリスニング問題を解くときに、「この程度のスピードなら全然簡単にできるはずじゃん!」と思えるでしょう。

 こうした方法は、勉強だけでなくビジネスにおいても有効なはずです。ですから、みなさんもタイミングを見つけて厳しい制限を自分に課してみましょう。「背水の陣」で自分でも知らなかったポテンシャルを発揮して、奇跡的なゲームクリアができるかもしれません。

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さらに力をつけたいならば…

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