米大学の研究で「性行為は翌日の精神状態の改善に関連する」との発表
労働安全衛生調査によれば、仕事で強いストレスを抱えている労働者は59.5%に上ったという。さらに、今年は記録的猛暑で不快な気分に苛まれている人も多い。そこで日頃のイライラをなくすべく、世界の有名大学が研究し、導き出した最新のストレス解消法を紹介する。
体を動かすことがメンタルにいいとする研究は多く存在するが、意外な方法がストレス解消に役立つと発表された。
ジョージ・メイソン大学の心理学教授であるトッド・カシュダン氏らの研究によると「性行為は翌日の精神状態の改善に関連している」というのだ。
「被験者の人種構成は白人系が57.2%、ラテン・ヒスパニック系が13.8%、アジア系が11.8%、アフリカ系アメリカ人が7.2%、中東系が2%、先住民が0.7%、その他が7.2%と多岐にわたります。
18歳から63歳までの男女152人が21日間、日記で毎日性行為の内容や相手、心理状態の変化を記録。前日から比較したポジティブな心理的変化とネガティブな変化、人生の満足度をそれぞれ4段階に分けて、前日の性行為の有無と関連づけました。
期間中に参加者121人が最低一つの性的エピソードを記録。合計で681個の性的エピソードが報告されたが、性行為をした翌日はポジティブな心理的変化が起こり、ネガティブな変化が減りやすく、人生の満足度についても高い数値が計測されたのです」
科学的に性行為がメンタルに良いと証明されたのだ。気持ちいいうえに心も満たされるのなら、性行為は最強のストレス解消法かもしれない。<取材・文/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!8月28日発売号「最新医学が教える[夏のストレス解消法]」特集より

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