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震災後の熊本競輪場を訪ねて感じた熱い思い

バンクサイズを縮小し再建の道へ

強風で倒れていた仕切り 訪ねた当時は存廃が未定だった熊本競輪だったが、今年2月に熊本市長が存続の方針を示し、6月には意見交換会、8月には在り方を協議する検討会がおこなわれた結果、400バンクでの復旧が望ましいという結論となり、存続路線へ舵を切った。  熊本市は2020年度中の本場開催再開を目指し、今年中に整備計画を策定する方向で進んでいる。名物の滑走路と呼ばれた長い直線は消えるかもしれないが、これだけの被害を受けながら再開に舵が切られたことは嬉しく思う。公営競技は収益が行政のものとなるため、震災への復興には直接的に効果が得られるものだ。今から熊本競輪への再訪が待ち遠しくてたまらない。生まれ変わる熊本競輪が復興の象徴になれば……そんな気持ちで、熊本競輪の復興を私は心待ちにしている。 勝SPA! <取材・文/的場雄一郎>
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