デジタル

どうしてもできない「紙資料のデジタル化問題」今すぐできる最善策は?

 ライセンスは4人分付いているので、Eightのアカウントも使い分けられる。カスタマイズボタンは最大30個まで設定できるので、様々なモードを登録しておけるのだ。

クラウドストレージや経理サービス、名刺アプリなどと連携できる

異なるサイズの紙をまとめてセットして取り込める

プロファイルを選んで、「Scan」をタッチすればいい。PC側でも本体側でも操作できる

紙資料をスキャンできた。管理は同梱のスキャンソフト「ScanSnap Home」で行う

 従来から、OCR機能により、スキャンした画像の文字を検索可能にすることはできた。さらに本製品では、そのテキストデータからその書類を表しているだろう文字列を抽出してファイル名にしてくれるようになった。レシートであれば日付と店名、名刺であれば会社名と氏名、請求書であれば「請求書」といった具合だ。本来であればスキャンした日時が付けられるのだが、内容がわかるようになっているのはありがたい。

画像ファイルの検索もできるスグレモノ

 もちろん、文書内の他の部分もOCR処理されているのでキーワード検索が可能。さらにすごいのが、本来はメタデータを持つことができない画像ファイルも写っている文字で検索をかけられる。これは、OCRした情報を「ScanSnap Home」が保持しているためだ。

試しに商標登録証をスキャンしてみたところ、見事認識ファイル名が付けられた

 A4サイズのスキャナーだが、それより大きな紙は二つ折りにしてスキャンできる。通常は、透明なスキャンシートなどに挟んで読み込む必要があるが、本製品は二つ折りにしてそのままセットできる。手間がかからないので、これまでデータ化されてこなかった大きな紙資料もスキャンし、廃棄できるようになる。 「ScanSnap iX1500」は、とにかくストレスなく紙資料をデータ化できるようになっており、導入のハードルが低い。ドキュメントスキャナーで紙をデータ化して活用し、作業効率を向上させてみてはいかがだろうか。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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