デジタル

格安スマホ「8日以内キャンセル」制度を悪用する携帯泥棒が流行

「人の行く裏に道あり 花の山」とは投資の世界の格言。大勢と逆を行くことでこそ、大きな利益を掴める−の意であるが、世間には常識の裏をかいて大儲けする人が存在する。そんな”現代の錬金術師”に密着取材を敢行したところ、アングラとも言える例も見つかった。
スマホ

※写真はイメージです

悪徳系通信会社を手玉に取る携帯泥棒

 携帯キャリア関連では、キャッシュバックや各種キャンペーンの盲点を突く手法が意外と多く、いまやかなり荒っぽい手法も出てきている。ガジェット事情に詳しいH氏が語る。 「格安を謳うSIMの販売会社には、一部悪質な営業を行っていて、行政指導を受けている会社もあります。まず、こういった会社からSIМ契約を条件に割引された端末を買います。そして契約から8日以内に『おたくの会社の評判を調べたが最悪じゃないか。そんな会社と付き合いたくないから契約を解除する』とクレームを入れます。すると、違約金などを無視して解約ができることがある。手元に残った端末を売れば、難なく7万円はプラスになりますね。これが一部で流行しています」  H氏によると、この制度は「8日以内キャンセル」という携帯電話におけるクーリングオフのような制度で、普通は端末を返却するのだが、その必要がないケースがあるとか。とはいえ、転売目的でキャンセルを行使するのは詐欺にあたる可能性も指摘されており、マネするのは厳禁なのは言うまでもない。

キャンペーンに強制アクセスして電子ポイントGET

 通信会社が運営する電子ポイントは、普及のためさまざまな施策が取られている。対象者が限定されるキャンペーンも多く、該当すればおいしいが、毎回そうもいかない。しかし会社員のN氏はある方法を使ってポイントを乱獲している。 「実は、キャンペーンページはアドレスの末尾2桁のみで管理をしています。よって適当な数字を入れると本来アクセスできない施策に繋がることがある。中には還元率20倍超のものもあり、これでゲームやDVDなどを買って転売すれば、ポイントは丸儲けです」  毎月5万円相当のポイントを稼ぐと語るN氏。盗人たけだけしいとはまさにこのことだ。 ― 最大1億円 裏ワザ錬金術 ―
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート
ハッシュタグ