不倫相手の女性に「妻とはしていない」と言ってはいけないワケ
●私はないがしろにされてない!
もう1つの感情は、「私はないがしろにされてない」という、ちょっとトンチンカンな愛情というか、安心感です。
私以外と寝てない=遊ばれていない。という発想は、不倫であることを加味すると、かなり低次元な信頼ではあります。でも不倫は湧きあがる疑惑とどう向き合うかが重要だったりするので、不倫相手から「君以外とはしてないよ」と言われたら、「してない=私に一途」という、都合のよいキーワードだけを拾い上げてしまうのが、不倫女子の心なのです。
妻以外としていないというコメントは、当然ながら気休め以外の何物でもありません。言うなれば肩こりに貼る湿布! 根本的な凝りの原因を取り除かなくては、湿布を張り替え続けないと快適は保てません。
また、湿布を貼りすぎると効かなくなったり、場合によっては肌がぶれるように、こういった意味のない甘い言葉を言い過ぎると、女性が逆に不信感を抱くきっかけにもなります。
不倫する男性の多くは、女性を喜ばせるために「妻とは終わってる」「妻とはしてない」「君が1番」といった、誰かと比較するような(この場合は妻)褒め言葉を言いがちです。でも他人と比較された褒め言葉というのは、頭の回る女性ほど、自分も比較され、蔑ませる対象であることに気づいてしまいます。
つまり、本当に妻とはしていなかったとしても、言及はしない方が平和なのではないかというのが筆者の見解であります。
でも男って、不倫相手の女性が好きであるほど、こういう無駄なセリフを言ってしまう傾向があるので、男ってバカよね…と思わず言いそうになってしまうのです。株式会社フミニティ代表取締役。恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、働き方と恋愛を主なテーマに発信を行う。また、企業向けのマーケティング支援も得意とする。anan、女性自身、現代ビジネスオンラインなどで執筆多数。公式HP「コラムニストおおしまりえオフィシャルサイト」。Twitter:@utena0518
妻との性生活は口にしない方が身のため
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