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YouTubeで1億以上再生された日本のミュージックビデオ6選 米津玄師『Lemon』は3億再生

RADWIMPS『前前前世 (movie ver.)』(2016年):約2億回再生

 2016年に公開され、社会現象を巻き起こした新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』。同作の音楽はロックバンドのRADWIMPSが担当し、4曲の主題歌を書き下ろしたが、なかでも『前前前世 (movie ver.)』はメンバー出演のMVも制作されている。  草原を舞台に演奏するメンバーたち。ところがMVが進行するに連れ、“前世”というキーワードにちなんでメンバーたちの格好が侍や忍者に変わっていき、さらには猿が登場。猿の正体があのRADWIMPSかと思うと、たとえ曲に聴き入っていようともジワジワと込み上げてくるものがあるだろう。ちなみに、この曲には英語版も存在するが、タイトルはズバリ『Zenzenzense』とローマ字に変えただけ。疾走感のあるメロディに乗せて歌われる“前前前世(Zenzenzense)”というフレーズは、耳馴染みのよさがバツグンだ。

星野源『恋』(2016年):約1.9億回再生

 お次は、2016年に放送された自身の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の主題歌だった星野源の『恋』。Perfumeの振り付けやライブ演出などに携わっているMIKIKOが考案した“恋ダンス”はこの曲のMV内だけでなく、『逃げ恥』のエンディングでも新垣結衣らによって踊られた。  ちょうど『逃げ恥』の放送が10~12月だったこともあり、忘年会の余興で恋ダンスを練習した社会人たちも多いのではないか。手の細かい動きが続くので、マスターするのはそう簡単ではなかったはずだが、変わったところだと、キャロライン・ケネディ氏ら駐日アメリカ合衆国大使館の職員たちも“踊ってみた動画”を制作している。恋ダンスの魅力は、国境をも飛び越えた?
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