エンタメ

YouTubeで1億以上再生された日本のミュージックビデオ6選 米津玄師『Lemon』は3億再生

DAOKO × 米津玄師『打上花火』(2017年):約2.4億回再生

 米津玄師といえば、彼が作詞・作曲し、ラップシンガーのDAOKOとともに「DAOKO × 米津玄師」名義で歌った『打上花火』も忘れてはならない。2017年に公開された新房昭之監督のアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌ということで、この曲のMVには、映画の印象的なシーンがふんだんに盛り込まれている。
 なお、米津とDAOKOの共通点は、お互い「ニコニコ動画」出身だということ。米津は2009年に「ハチ」としてオリジナル曲を、DAOKOは2012年にラップをそれぞれ投稿し始め、頭角を現していった。今となっては“オワコン”と揶揄されてしまいがちな「ニコ動」だが、米津やDAOKOのような優れた才能が巣立っていった場所だと考えれば、その功績は侮れないだろう。

DA PUMP『U.S.A.』(2018年):約1.6億回再生

 最後はDA PUMP再ブレイクのきっかけとなり、昨年末には彼らを2002年以来となる『紅白』出場へと導いた『U.S.A.』だ。CDジャケットの解禁時点では「ダサい」という感想が目立っていたものの、ユーロビートに乗せたキレッキレのダンスパフォーマンスがMVで披露されると「ダサかっこいい」に評価が一転。
 サビでの“いいねダンス”、間奏での“インベーダーダンス”など見どころ満載のMVは、カタカナ言葉を多用した歌詞やサウンド自体の中毒性もあいまって、公開から約5か月というスピードで再生回数1億に到達した。活動開始から20年以上が経ち、オリジナルメンバーはISSAしか残っていないDA PUMPだが、ここに来て新たな代表曲を生み出すとは驚くほかない。  ――今回ピックアップした6曲以外で1億回以上再生されているMVとしては、きゃりーぱみゅぱみゅの『PONPONPON』(2011年、約1.4億回再生)やDream5の『ようかい体操第一』(2014年、約1.6億回再生)、SEKAI NO OWARIの『RPG』(2013年、約1.5億回再生)などが挙げられる。  そんななか、米津玄師は『Lemon』と『打上花火』に加えて、『アイネクライネ』(2014年、約1.7億回再生)、『LOSER』(2016年、約1.7億回再生)、『ピースサイン』(2017年、約1.3億回再生)の3曲でも1億回再生をマークしており、まさに時代の寵児といったところ。『Lemon』の記録を超えられるとしたら、それは彼しかいないのかもしれない。<文/A4studio>
1
2
3
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート