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再開したラーメン店「なんでんかんでん」社長に聞く、借金4億円からの復活

 ’86年に東京・世田谷の環七沿いにオープンし、本場・博多の豚骨スープを広めた伝説のラーメン店「なんでんかんでん」。人気絶頂期には、環七に「なんでん渋滞」が起こるほどのクルマが詰めかけて連日大行列をつくり、店主の川原ひろしは『マネーの虎』などのテレビ番組に出演、タレントとしても活躍するなど、さまざまな意味でラーメン業界に大きな影響を与えた。しかし、そのブームは徐々に収束し、’12年にひっそりと閉店。すっかり名前も聞かなくなっていたが、’18年9月に突然の再開! 不死鳥のごとくラーメン業界に舞い戻った川原ひろしに「なんでんかんでん」の底力と復活の極意を聞いた。

「なんでんかんでん」を6年ぶりに復活! 元マネーの虎・川原ひろし

最高年商約3億円→閉店し4億~5億円借金→6年ぶりに復活

フランチャイズ店は、すぐ人が辞めて味がブレる

――新しい「なんでんかんでん」は、再オープンから話題沸騰ですね! 川原:おかげさまで絶好調ですよ! お店には「あの頃通ってました!」っていう、かつての常連さんがたくさん来てくれてね。あの頃は学生だった方々も、年齢を重ねて奥さんや子供を連れてきてくれるし。なかには孫まで連れてきてくれる方もいますから。 マスコミ取材も予想以上だったし、僕が思ってたよりも「なんでんかんでん」という名前は浸透してたみたいで、「名前は知ってるけど食べたことなかった」というお客さんも多いですよ。 ――なぜこのタイミングで復活を? 川原:そもそも「なんでんかんでん」は、ツブれたわけじゃないんです。環七の店は、クルマで来るお客さんの迷惑駐車が増えたりとかの問題が多かったから、違う場所に移転するっていう話になったんだよね。でも、そこの大家さんとトラブルになったりして移転が頓挫しちゃって、それで仕方なく一回閉めたの。 ――不動産トラブルが閉店の原因だった? 川原:でも、フランチャイズ展開もしてたから、「なんでんかんでん」の名前がついた店は2015年くらいまでは存在してたんだよ。どのフランチャイズ店も、僕が最初にお店に行って、そこの従業員にラーメンの作り方を全部教えるんだけど、なかなか続かないんだよね。 フランチャイズってのは、オーナーと実際に店で働く人が別だったりするでしょ? それでオーナーと現場のスタッフって、だいたい仲が悪いから、僕が一生懸命教えても、みんなオーナーと仲違いしてすぐ辞めちゃうんだよね。
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匂い対策もバッチリ
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【なんでんかんでん高円寺店】
東京都杉並区高円寺南4丁目25−9
月曜~木曜日 11時~23時
金曜、土曜日 11時~23時半
日曜、祝日 11~22時
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