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義母の嫌がらせにウンザリ、のんきな夫にも腹が立って…年末年始に“義実家への帰省”をヤメたワケ

―[年末年始の憂鬱]―
お正月に新年の挨拶のため親戚の家を訪れる人は少なくありません。主婦の山下葵さん(仮名・29歳)は、義実家に家族で帰省した際に嫌な思いをした経験があると語ります。
正月

※写真はイメージです。以下同

「その年、初めて義実家に帰省することになりました。そこでの義母の傍若無人な振る舞いに、不快な思いをしたことを今でもよく覚えています」

初めて年末年始に義実家に泊まることに…

年末年始に家族そろって義実家に泊まることになったそうです。 「夫(大樹さん・仮名・30歳)と結婚してから3年が経ち、娘が2歳、息子が0歳のときでした。上の子を出産してから産後の肥立ちが悪かったり、下の子を産んでからも何かと忙しくバタバタしていたりで、今まで義実家に帰省する機会がほとんどありませんでした。その年、初めて大晦日から元旦にかけて義実家に泊まることになって。ただ幼い子どもを連れて公共交通機関を利用するのは大変なので、車で片道5時間かけて行くことにしました」 夕方義実家に到着すると義母が大歓迎してくれたと言います。数年前に義父が亡くなったこともあり、最近は寂しいお正月を過ごしていたのだとか。 「その日、義母が豪勢な夕飯を振る舞ってくれました。長距離移動で疲れていたので、お腹がいっぱいになるとすぐに眠くなってしまって。用意してもらった部屋ですぐに子どもたちと就寝したのです。深夜になると息子が夜泣きをしたものの、あまりに疲れがたまっていたため、夫に子どもの世話を頼むことにしたのですが……。彼が部屋を出て廊下で子どもをあやしていると、そこに義母が突然現れて『なぜあなたが一人で子守りをしているの?』『葵さんは何をしているの?』と声を荒らげました」 その声を聞いて慌てて飛び起きた葵さん。「疲れていたので大樹さんに子どもの面倒を見てもらいました」と事情を説明した上で、その場で謝罪したそう。

義母の嫌がらせが始まって

「事なきをえたと思ったのは私だけだったようです。翌日は元旦ということもあり、リビングにある大きなテーブルには豪華なおせちが並んでいました。さっそく席に着こうとすると、義母は『大樹はここに座って』と夫に促して、私と子どもたちだけ隣の小さな部屋へ誘導したのです。それに加えて『私たちの目が届かない方が授乳しやすいでしょ』『そこなら臭いを気にせずおむつ替えもできるわよ』と嫌味を言ってきて……。その様子から、明らかに義母が昨夜のことを根に持っているのだと感じました」 イラっとするも、揉めると後々面倒くさいのでグッと我慢するしかなかったと言います。それよりも、義母の悪事に気づかず、のんきにリビングでくつろぐ夫の姿に腹が立ったのだとか。
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我が子だけ蚊帳の外にされて
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ライター。ゾッとする実録記事を中心に執筆中。カフェでのんびり過ごすことが好き。
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