デジタル

駐車場が道に、山が湖に…Googleマップが大混乱する今、何を頼るべきか?

雨雲、混雑、防犯……単なる地図以外の機能も充実!

 取材などがない限り、夜飲みに出るまで事務所から1歩も外に出ない筆者にとってありがたいのが、「雨雲レーダー」。PC版では1時間前から現在までの雨の様子と、1時間先までの予報を地図で確認できる機能だが、スマホアプリの場合は、6時間先まで見られる。  雨が近づいてくると、「大田区付近に雨雲が近づいています」と通知を出してくれるのだ。原稿を送って、飲みに行くぞ! と着替えてドアを開けたら雨が降っていて絶望するという事態に何度も遭遇しているが、通知してくれるならあらかじめUber Eatsで注文しておくといったことができる。

雨雲レーダーを有効にした状態

雨が近づいてくると通知してくれるのがありがたい

「混雑レーダー」は朝6時から深夜1時までの間で20分間隔で更新され、人の混雑具合をヒートマップで表示してくれる機能。人混みが嫌いなら、おでかけする場所がどのくらい混んでいるのかをチェックしよう。

メニューから「混雑レーダー」をタップする

ほとんどは想定内だが、突発的な祭りやイベントがあるときに助かる

 家庭を持っているなら、「防犯マップ」もありがたい。「自宅付近で防犯情報がありました」と通知が出てぎょっとしたのだが、これは防犯マップ機能によるもの。暴行や事故、声かけ、動物逃走といった種別と情報を確認できる。

近くで声かけ事案があり、通知が出たので驚いた

「おでかけ」タブでは、地図で表示している場所の近くの情報が手に入る。単に近くにある飲食店のグルメサイト情報が表示されるといったレベルではなく、きちんとキュレーションされた記事が表示される。さらにその中には、近隣の美術展の情報や飲食店のクーポンなども表示され、お役立ち度が高い。

「おでかけ」タブで近隣の情報が表示される

近隣の店舗やイベントなどの情報が得られる

 もちろん、「Yahoo! MAP」も単に地図を表示して現在位置を確認したり、ルート案内するのもライバルに劣らず使いやすい。地図の精度も問題なく、普段使いできる神アプリ。Googleマップの使い勝手で気になることがあったら、一度試してみることをオススメする。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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