更新日:2023年03月12日 08:50
デジタル

おじさんが知っておくべきLINEの小技。余計なひと言を消す、誤爆を避ける…

~柳谷智宣の「デジタル四方山話」第39回~

 その気はなくても、周りからのプレッシャーでなんとなくLINEを使わざるをえないというおじさんも多いのではないだろうか。相手をタップしてメッセージを入力すれば、最低限のコミュニケーションは取れるが、それだけだと手間がかかったりトラブルを起こしたりして、迷惑をかけてしまうことも。今回は、トークしかできないおじさんでも覚えておくと、便利&役に立つLINEのテクニックを紹介しよう。

不用意な発言は24時間以内に「送信取消」

 まずは、余計なことを言ってしまったときの対処方法。メッセージを長押しするとポップアップするメニューから「送信取消」をタップすると、キャンセルできる。「送信取消」が使えるのは送信してから24時間以内。酔いに任せて恥ずかしいメッセージを送ってしまったなら、翌早朝に対処したいところ。24時間過ぎたメッセージには「送信取消」メニューが表示されなくなる。ちなみに、「削除」を選んでも、自分の端末から消えるだけで相手の端末からは消えないので注意すること。  また、送信をキャンセルできたとしても、「メッセージの送信を取り消しました」というメッセージは残ってしまう。これは相手にも表示されるので、訝しがられる可能性はある。とくにおじさんのLINEは気持ち悪いとやり玉に挙げられることが多いので、変なことは言わないように日々注意しておきたい。

不用意な発言をしてしまったらメッセージを長押しして「送信取消」をタップする

取り消したというメッセージは残ってしまうが、その後、無難なメッセージを再送できる

浮気相手へのLINEを妻に誤爆しないためには?

 LINEに限らないが、コミュニケーションツールでもっとも注意しなければいけないのが誤爆だ。浮気相手へのLINEを妻に送ってしまったなんて話も聞くが、洒落にならない。  誤爆防止にオススメなのが、よくやりとりする人の壁紙を変えること。おしゃれにするのではなく、その人を明確に見分けられるようにするためだ。既存の画像の他、手持ちの写真を指定することもできる。

トークの右上のアイコンから設定を開き、「背景デザイン」をタップする

デザインや写真を指定すれば、背景を変えられるので見誤らなくなる

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必要なメッセージだけを分かりやすくする方法
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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