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楽天・福井優也投手、完璧主義を捨てる「7回無失点より6回3失点」

7回無失点より6回3失点。完璧主義は捨て、ローテを守る

撮影/渡辺秀之

「広島にいたときは、完璧でないと一軍に上がれないイメージで、7回無失点を目指していたんです。でも妻は『6回3失点でゲームを壊さない投手になったら、どうなの?』って。実は、まったく同じことを、黒田博樹さんからも助言されていたんです」  完璧主義ではなく、「求められる役割」に徹する意識へ――。  今季の目標は、「とにかくゲームを壊さない。ローテーションの一角として、シーズンを通して試合をつくり続けること」。これは、先発に不安のある楽天に「求められる役割」と同じだろう。  どこまでもクールに語っていたが、「今年の福井、ここを見てくれというところは?」と尋ねると、少し照れたような笑みを浮かべてこう答えた。「やっぱり、一生懸命に投げているところですかね」。秘めた熱い思いは、マウンドでエネルギーとなって表れるに違いない。 【福井優也投手(楽天)】 ’88年生まれ。’10年、ドラフト1位で広島に入団。主に先発として活躍し、’15年に自己最多の9勝。’16年は投手キャプテンに就くも、不調とケガで5勝止まり。’17~’18年でわずか1勝。’18年オフ、トレードで楽天に移籍 <取材・文/松山ようこ> ― プロ野球開幕スペシャル ―
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