50代で墓じまいを断行。親戚の反対を押し切り決断した理由
決断後、松本さんは素早く墓じまいを決行。永代供養先はコストと移動面を考え、空港から近い場所の寺を選んだが、まだ一回しか行っていないとか。
「掃除の必要がないですから、もう頻繁に行く理由がありません。私たち夫婦もお墓を持つ予定はなく、息子には散骨でいいと話しています。何百万円も出してお墓を買うくらいなら別の使い方をするべき。いよいよ定年が迫ってくると、具体的に就職活動をしないといけないですし、まだ多少は時間的に余裕があるうちに無事に墓じまいできて、ホッとしています」
長年の懸案を早期決着することで時間とお金を節約。「第二の人生」をスムーズに開始するために早めにやるべきことは少なくない。
― 会社員人生の終活 ―
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